体は“縦”で腕は“横”が大正解!
- 2018/09/25
- 09:42
「体は縦に動かして、腕を横に振る」そう聞いてどう思いますか?
「それは間違いで、体は横に動かして、腕を縦に振るのが正解だ!」と、反論したくなる人が多いのは百も承知です。
でも、体を横に回転させて、腕を縦方向に振るのが果たして正しいのでしょうか?
「四十肩で腕が上がらないんだよ」と嘆くベテランゴルファーも多くいますが、腕を縦に振ろうとすれば上がらないのも当然です。
バックスイングで腕を縦に振る意識の強い人は、両手を右肩よりも高い位置に上げようとします。
肩甲骨周りの柔軟性がなくなっているのに、両手を天に向かって突き上げようとするわけです。
しかし、私のおすすめしているスイングは「両手は縦に振らずに、横に振るだけ」ですから、四十肩の心配はご無用です。

直立の姿勢になり「前へ習え」の要領で両腕を真正面に伸ばしてください。
その姿勢から、上体を右に捻り、両腕を右側に振りましょう。
右胸を張り、左の肩甲骨を伸ばしながら両腕を右横に振ると、両腕が自然に旋回されることがわかります。
右手のひらと左手の甲が上を向くような形で両腕のローテーションが行われるわけです。
その位置から今度は上体を左に回し、両腕を左側に180度振ります。
左手のひらと右手の甲が上を向き、両腕が自動的に左に旋回します。
この場合は、左胸を張り、右の肩甲骨が伸ばされます。
ゴルフスイングにおける両腕の振りは、左右の肩甲骨のスライドによって、真横に振られるのが正しいのです。
プロやゴルフの上手い人たちのトップスイングで、両手が右肩よりも高い位置に上がっているのはなぜか。
それは、アドレスの前傾姿勢にヒントがあります。
試しに直立姿勢のままで両腕を真横に振る動作を繰り返しながら、上体を少しずつ前傾させてください。
腕を縦に振ろうなどとは思わずに、あくまでも真横に振ります。
アドレスの姿勢が完全に作られた状態で腕を横に振っても、トップスイングでは両手が右肩よりも高い位置に、フィニッシュでは左肩よりも高い位置に上がります。
実際に上がっているのではなく、その位置まで上がっているように見えるだけなのです。

その証拠に、トップスイングやフィニッシュのフォームを作ってから上体を起こしてみてください。
両手が肩とほぼ同じ高さなっているはずです。
上体を起こしても、両手が肩よりも高いようなら、腕を縦に振り過ぎています。
さらに言うなら「腕を縦に振ろう」と考えた時点で、手打ちになってしまいます。
腕や手の動きばかりに頼って、肝心のヒップターンが使えていないわけです。
「腕を横に振るのが正しいのはよく分かった。でも、体も横に回すんじゃないの?」
そのような疑問が残る人も多いでしょう。
腕の振りと同調する肩甲骨のスライド自体は横の動きです。
しかし、肩甲骨のスライドが主体となっては、ヒップターンよりも腕の振りが強調されてしまします。

スイングの動力となるのは、あくまでも骨盤の旋回から生まれるヒップターンですから、こちらを主に考えるべきです。
前にも述べたように、骨盤は横というよりは、上下に動かす感覚が強いと言えます。
腰や肩を横に回すイメージを持つと、バックスイングで左肩が起きたり、腰が引けたりして、前傾角度が変わりやすいの難点です。
腕を横に振って、体の方は横よりも縦に動かすイメージのほうが、アドレスの前傾角度を維持しやすく「ヒップターンと肩の回転、腕の振りが同調しやすい」というメリットがあります。
スイングに両手を“肩よりも高く上げる”動きはありません。
両手が肩よりも高い位置に見えますが、上体を起こせば実は両手は肩と同じ高さです。
トップスイングを作ったら、上体を起こしてみましょう。両手が右肩と同じ高さになるのが理想的です。
また、フィニッシュを決めた後も上体を起こして両手の高さをチェックしてみましょう。
腕が横に振られれば左肩の位置に収まるはずです。

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「四十肩で腕が上がらないんだよ」と嘆くベテランゴルファーも多くいますが、腕を縦に振ろうとすれば上がらないのも当然です。
バックスイングで腕を縦に振る意識の強い人は、両手を右肩よりも高い位置に上げようとします。
肩甲骨周りの柔軟性がなくなっているのに、両手を天に向かって突き上げようとするわけです。
しかし、私のおすすめしているスイングは「両手は縦に振らずに、横に振るだけ」ですから、四十肩の心配はご無用です。

直立の姿勢になり「前へ習え」の要領で両腕を真正面に伸ばしてください。
その姿勢から、上体を右に捻り、両腕を右側に振りましょう。
右胸を張り、左の肩甲骨を伸ばしながら両腕を右横に振ると、両腕が自然に旋回されることがわかります。
右手のひらと左手の甲が上を向くような形で両腕のローテーションが行われるわけです。
その位置から今度は上体を左に回し、両腕を左側に180度振ります。
左手のひらと右手の甲が上を向き、両腕が自動的に左に旋回します。
この場合は、左胸を張り、右の肩甲骨が伸ばされます。
ゴルフスイングにおける両腕の振りは、左右の肩甲骨のスライドによって、真横に振られるのが正しいのです。
腕の横振りなら、四十肩でも心配無用
プロやゴルフの上手い人たちのトップスイングで、両手が右肩よりも高い位置に上がっているのはなぜか。
それは、アドレスの前傾姿勢にヒントがあります。
試しに直立姿勢のままで両腕を真横に振る動作を繰り返しながら、上体を少しずつ前傾させてください。
腕を縦に振ろうなどとは思わずに、あくまでも真横に振ります。
アドレスの姿勢が完全に作られた状態で腕を横に振っても、トップスイングでは両手が右肩よりも高い位置に、フィニッシュでは左肩よりも高い位置に上がります。
実際に上がっているのではなく、その位置まで上がっているように見えるだけなのです。

その証拠に、トップスイングやフィニッシュのフォームを作ってから上体を起こしてみてください。
両手が肩とほぼ同じ高さなっているはずです。
上体を起こしても、両手が肩よりも高いようなら、腕を縦に振り過ぎています。
さらに言うなら「腕を縦に振ろう」と考えた時点で、手打ちになってしまいます。
腕や手の動きばかりに頼って、肝心のヒップターンが使えていないわけです。
「腕を横に振るのが正しいのはよく分かった。でも、体も横に回すんじゃないの?」
そのような疑問が残る人も多いでしょう。
腕の振りと同調する肩甲骨のスライド自体は横の動きです。
しかし、肩甲骨のスライドが主体となっては、ヒップターンよりも腕の振りが強調されてしまします。

“肩を縦に動かすイメージ”で、前傾姿勢をキープ
スイングの動力となるのは、あくまでも骨盤の旋回から生まれるヒップターンですから、こちらを主に考えるべきです。
前にも述べたように、骨盤は横というよりは、上下に動かす感覚が強いと言えます。
腰や肩を横に回すイメージを持つと、バックスイングで左肩が起きたり、腰が引けたりして、前傾角度が変わりやすいの難点です。
腕を横に振って、体の方は横よりも縦に動かすイメージのほうが、アドレスの前傾角度を維持しやすく「ヒップターンと肩の回転、腕の振りが同調しやすい」というメリットがあります。
スイングに両手を“肩よりも高く上げる”動きはありません。
両手が肩よりも高い位置に見えますが、上体を起こせば実は両手は肩と同じ高さです。
トップスイングを作ったら、上体を起こしてみましょう。両手が右肩と同じ高さになるのが理想的です。
また、フィニッシュを決めた後も上体を起こして両手の高さをチェックしてみましょう。
腕が横に振られれば左肩の位置に収まるはずです。

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