アイアンの「ダフり」の原因の対処法
- 2016/09/29
- 22:00
難しいライから打つ場合にダフリが出るときは仕方がないと思えますが、ティーショットがナイスショットでフェアウェイど真ん中の「ここは乗せたる!」ってな所からアイアンでダフリと凹みますよね。

これほど悔しくて、もう一度打ち直させてと思うことはありません。
そんな悔しい思いを少しでも減らすために、ダフりについて徹底的に考えてみましょう。
ダフリが出るのには必ず原因があります。まずはダフル原因について
まずは「ダフる」という言葉から説明していきましょう。
「duff」(打ち損ねる)が語源でゴルファーなら誰もが使っている言葉です。
ゴルフの場合の「ダフる」とはボールの手前で地面を打ってしまうことを指しています。
手がしびれるほど痛くなる場合もあり、誰もが一度は(いや何度も)経験していることでしょう。

アイアンの場合、ボールに当たったインパクト後に地面を掘る、いわゆるダウンブローの方が方向性、飛距離ともに安定します。
逆にダフリのショットは大きなミスショットとなります。
クラブヘッドがボール手前の地面に当たった時点で、加速してきたヘッドの勢いは一気に半減されボールにパワーが伝わりません。
パワーが伝わらないだけでなく、その後フェースが意図しない動きになるためどの部分にあたるかわからず、とんでもないショットになることもあります。
まあ、多くは勢いがなくなりゴロに近いショットになることが多いでしょう。
逆にダフりが原因でトップする場合もあります。
ダフリが出てしまうのは、ボールにインパクトする際に構えた位置とズレが生じたことでダフるのがほとんどです。
このズレの原因は、振り下ろす(ダウンスイング)時に手首のリリースがいつもより早くなってしまっていたり、頭や膝が沈んでしまったり、ボールに対し右腰が近づいていたり、スイング中に頭が上下に動いて前傾角度が崩れてしまったりなどが原因として考えられます。
いずれにしてもこのボールとのズレが原因となります。
ダフリが続いてしまうときは、焦ってしまい自分ではなかなか原因がつかみにくいものです。
そんな時は落ち着いて、素振りでもしながら他人に見てもらうのが一番でしょう。

仮に手首のリリースが早いのが原因であれば、手首をアドレスのままの状態でインパクトをするよう心がけるだけで、改善できるかもしれません。
アドレス時のボールの位置を変えるだけでも改善できるかもしれません。
まずはズレの原因を見つけることが必要です。
改めて説明しますが、ダフりとは、ボールの手前の地面を打ってしまうことです。
「トップ」とは真逆になり、インパクトの際に構えた時より身体がボールに近づいてしまうために起こります。
練習場で動画を撮ったり、他の人にスイングを見てもらうなどして確認しましょう。
■ダフリの原因はいろいろとありますが、ボールに右腰が近付いてしまう場合。
まず、ボールに近づいてしまう時はダウンスイングの際です。
ダウンスイングの時に右腰が必要以上に前に出て、アイアンの軌道が沈んでしまい、ダフリにつながります。
そうならないためにも練習時に右腰を支点にして身体を回転させることをイメージします。
右腰に手を置きながらスイングしていくと右腰支点のスイングが身についてくるでしょう。
イメージとしてそのような意識を持つことが難しい場合は、ダウンスイングの際に左手で左腰を後ろに押す出す練習をしてみるのも効果的です。
こうすることで右腰が支点になって身体が回転してくれます。
右腰の位置はそのままに、左腰を後ろに引くようなイメージで振りましょう。
■前傾姿勢をキープできずにダフってしまう場合。
前傾角度をキープするために一番重要になってくるのはアドレスです。
3つのポイントを意識してアドレスを行いましょう。
1.膝の角度
膝がスイング中に伸び縮みしないように意識することがポイントです。
バックスイングの時には右膝、フォロースルーでは左膝の角度を変えないようにしてください。
この膝の上下動を意識する時、膝の前ではなく、膝の裏側の角度を意識するとキープしやすいですよ。
2.股関節からしっかりと骨盤を前傾させる。
「骨盤を前傾させる」と言われてもあまりイメージがわかないと思いますが、ベルトのバックルが下がった形を作るように意識しましょう。
これが腰の位置を変えないでスイングするアドレスが完了です。
お尻を後ろにキープして骨盤の前傾を保ったままスイングするのですが、この前掲角度をキープしたままフィニッシュまでいったとき、とても窮屈に感じると思います。
この窮屈な感んじが正しく前傾角度できている証拠です。
そして、体重はかかとではなく、しっかりと母指球にかけることが重要です。
かかとに体重を乗せるとどうしても後ろに重心がかかり、結果起き上がりやすくなってしまいます。
3.背骨の角度
ダフリを連発してしまう人のアドレスは、背骨が丸まった猫背アドレスになっています。
自分の感覚の中で、ほどよく背筋を伸ばして構えるということがポイント。
ちょっとだけ姿勢を良くし背中の張りを感じながらアドレスしましょう。

■ラウンド中にダフりが止まらない時の応急処置
ラウンド中にダフリが出てしまって止まらない・・・そんな時はスイングを変えると違うミスが出やすくなりますので、スイングは後ほど練習場で徹底的に直すとして、その場での応急処置としてはボールの上を打つイメージを持つといいですよ。
トップ目のボール打つを意識することで体が沈みにくくなります。
動きとしてもダフリを防ぐことになりますので応急処置としてこの方法を知っておくといいですよ。
アイアンのダフリ防止としてあくまでこれは応急処置的な方法になります。
また、体とボールの位置をいつもより離すことも有効です。
見た目ではにはクラブヘッドがボールに届かず、空振りする感じになると思いますが、通常よりボール1個分離れて構えてみましょう。
体との距離を遠くした場合、インパクトで手元が上がってしまうとクラブヘッドがボールに届きません。
そのため、体が本能的に手の浮き上がりを防止して、手が低いところを通るようになるのです。
これで腕とクラブに角度が付きハンドダウンに振ることが出来るので、ダフりが抑えられます。
練習場でひたすら打ち込んできた初心者の多くは、いざ初ラウンドとなりコースでアイアンを打つとそのたびにダフリを経験することがあります。
まず練習場と実際コースとでは条件が全く違うことを理解しておかなければなりません。
練習場の場合はマットの上から打つためにたとえダフリのショットだとしても、クラブヘッドはマットの上を滑るので、勢いを残したままボールに当たり多少なりともボールは前に飛んでいきます。
しかしコースに出て芝の上から打つとそうはいきません。
地面を先に叩いた場合、クラブヘッドは突き刺さり勢いをなくし、ダフリショットとなります。
しかし普段の練習場ではなかなか、ダフりかナイスショットかわかりにくいですよね。
人工マットなら多少ダフってもソールが滑って打ててしまい疑似ナイスショット状態になってしまいます。
当然、コースの芝の上ではそのようなショットクオリティでは通用しません。
ではどのような環境で練習すべきか?
芝の上で練習できる環境がないなら作ればいい!
ということで可動式練習用マット「フェアウェイプロ」です。
◇ダフりに応じてトレーが前方にスライド、コース同様の芝のダフり感を再現
◇ボールの飛びに影響するため、ナイスショットとミスが一目瞭然
◇本芝感覚の厚みのある人工芝採用、ティアップも可能
◇トレーのスライドでダフりによる手首やクラブへの衝撃を緩和。
◇練習場にも持ち込み可能、本芝同様の実践練習を簡単に実現する
※要各練習場確認
このようにコース同様のライを作り上げることで、1球1球、本番同様の集中力をショットに注ぐことができ、思考しながら練習に取り組めるため確かなスキルアップに繋がります。
プロのようにボールの先の芝を刈り取るようなダウンブローを養成するなら「フェアウェイプロ」を。
持ち運びが便利なポータブルタイプで使い勝手がいいのも魅力的な練習マットです。
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これほど悔しくて、もう一度打ち直させてと思うことはありません。
そんな悔しい思いを少しでも減らすために、ダフりについて徹底的に考えてみましょう。
ダフリが出るのには必ず原因があります。まずはダフル原因について
「ダフる」とは何のこと?
まずは「ダフる」という言葉から説明していきましょう。
「duff」(打ち損ねる)が語源でゴルファーなら誰もが使っている言葉です。
ゴルフの場合の「ダフる」とはボールの手前で地面を打ってしまうことを指しています。
手がしびれるほど痛くなる場合もあり、誰もが一度は(いや何度も)経験していることでしょう。

アイアンの場合、ボールに当たったインパクト後に地面を掘る、いわゆるダウンブローの方が方向性、飛距離ともに安定します。
逆にダフリのショットは大きなミスショットとなります。
クラブヘッドがボール手前の地面に当たった時点で、加速してきたヘッドの勢いは一気に半減されボールにパワーが伝わりません。
パワーが伝わらないだけでなく、その後フェースが意図しない動きになるためどの部分にあたるかわからず、とんでもないショットになることもあります。
まあ、多くは勢いがなくなりゴロに近いショットになることが多いでしょう。
逆にダフりが原因でトップする場合もあります。
アイアンでダフリが出てしまう原因
ダフリが出てしまうのは、ボールにインパクトする際に構えた位置とズレが生じたことでダフるのがほとんどです。
このズレの原因は、振り下ろす(ダウンスイング)時に手首のリリースがいつもより早くなってしまっていたり、頭や膝が沈んでしまったり、ボールに対し右腰が近づいていたり、スイング中に頭が上下に動いて前傾角度が崩れてしまったりなどが原因として考えられます。
いずれにしてもこのボールとのズレが原因となります。
ダフリが続いてしまうときは、焦ってしまい自分ではなかなか原因がつかみにくいものです。
そんな時は落ち着いて、素振りでもしながら他人に見てもらうのが一番でしょう。

仮に手首のリリースが早いのが原因であれば、手首をアドレスのままの状態でインパクトをするよう心がけるだけで、改善できるかもしれません。
アドレス時のボールの位置を変えるだけでも改善できるかもしれません。
まずはズレの原因を見つけることが必要です。
改めて説明しますが、ダフりとは、ボールの手前の地面を打ってしまうことです。
「トップ」とは真逆になり、インパクトの際に構えた時より身体がボールに近づいてしまうために起こります。
練習場で動画を撮ったり、他の人にスイングを見てもらうなどして確認しましょう。
ダフリを出さないための練習法
■ダフリの原因はいろいろとありますが、ボールに右腰が近付いてしまう場合。
まず、ボールに近づいてしまう時はダウンスイングの際です。
ダウンスイングの時に右腰が必要以上に前に出て、アイアンの軌道が沈んでしまい、ダフリにつながります。
そうならないためにも練習時に右腰を支点にして身体を回転させることをイメージします。
右腰に手を置きながらスイングしていくと右腰支点のスイングが身についてくるでしょう。
イメージとしてそのような意識を持つことが難しい場合は、ダウンスイングの際に左手で左腰を後ろに押す出す練習をしてみるのも効果的です。
こうすることで右腰が支点になって身体が回転してくれます。
右腰の位置はそのままに、左腰を後ろに引くようなイメージで振りましょう。
■前傾姿勢をキープできずにダフってしまう場合。
前傾角度をキープするために一番重要になってくるのはアドレスです。
3つのポイントを意識してアドレスを行いましょう。
1.膝の角度
膝がスイング中に伸び縮みしないように意識することがポイントです。
バックスイングの時には右膝、フォロースルーでは左膝の角度を変えないようにしてください。
この膝の上下動を意識する時、膝の前ではなく、膝の裏側の角度を意識するとキープしやすいですよ。
2.股関節からしっかりと骨盤を前傾させる。
「骨盤を前傾させる」と言われてもあまりイメージがわかないと思いますが、ベルトのバックルが下がった形を作るように意識しましょう。
これが腰の位置を変えないでスイングするアドレスが完了です。
お尻を後ろにキープして骨盤の前傾を保ったままスイングするのですが、この前掲角度をキープしたままフィニッシュまでいったとき、とても窮屈に感じると思います。
この窮屈な感んじが正しく前傾角度できている証拠です。
そして、体重はかかとではなく、しっかりと母指球にかけることが重要です。
かかとに体重を乗せるとどうしても後ろに重心がかかり、結果起き上がりやすくなってしまいます。
3.背骨の角度
ダフリを連発してしまう人のアドレスは、背骨が丸まった猫背アドレスになっています。
自分の感覚の中で、ほどよく背筋を伸ばして構えるということがポイント。
ちょっとだけ姿勢を良くし背中の張りを感じながらアドレスしましょう。

■ラウンド中にダフりが止まらない時の応急処置
ラウンド中にダフリが出てしまって止まらない・・・そんな時はスイングを変えると違うミスが出やすくなりますので、スイングは後ほど練習場で徹底的に直すとして、その場での応急処置としてはボールの上を打つイメージを持つといいですよ。
トップ目のボール打つを意識することで体が沈みにくくなります。
動きとしてもダフリを防ぐことになりますので応急処置としてこの方法を知っておくといいですよ。
アイアンのダフリ防止としてあくまでこれは応急処置的な方法になります。
また、体とボールの位置をいつもより離すことも有効です。
見た目ではにはクラブヘッドがボールに届かず、空振りする感じになると思いますが、通常よりボール1個分離れて構えてみましょう。
体との距離を遠くした場合、インパクトで手元が上がってしまうとクラブヘッドがボールに届きません。
そのため、体が本能的に手の浮き上がりを防止して、手が低いところを通るようになるのです。
これで腕とクラブに角度が付きハンドダウンに振ることが出来るので、ダフりが抑えられます。
練習場とコースの違いを把握する
練習場でひたすら打ち込んできた初心者の多くは、いざ初ラウンドとなりコースでアイアンを打つとそのたびにダフリを経験することがあります。
まず練習場と実際コースとでは条件が全く違うことを理解しておかなければなりません。
練習場の場合はマットの上から打つためにたとえダフリのショットだとしても、クラブヘッドはマットの上を滑るので、勢いを残したままボールに当たり多少なりともボールは前に飛んでいきます。
しかしコースに出て芝の上から打つとそうはいきません。
地面を先に叩いた場合、クラブヘッドは突き刺さり勢いをなくし、ダフリショットとなります。
しかし普段の練習場ではなかなか、ダフりかナイスショットかわかりにくいですよね。
人工マットなら多少ダフってもソールが滑って打ててしまい疑似ナイスショット状態になってしまいます。
当然、コースの芝の上ではそのようなショットクオリティでは通用しません。
ではどのような環境で練習すべきか?
芝の上で練習できる環境がないなら作ればいい!
ということで可動式練習用マット「フェアウェイプロ」です。
◇ダフりに応じてトレーが前方にスライド、コース同様の芝のダフり感を再現
◇ボールの飛びに影響するため、ナイスショットとミスが一目瞭然
◇本芝感覚の厚みのある人工芝採用、ティアップも可能
◇トレーのスライドでダフりによる手首やクラブへの衝撃を緩和。
◇練習場にも持ち込み可能、本芝同様の実践練習を簡単に実現する
※要各練習場確認
このようにコース同様のライを作り上げることで、1球1球、本番同様の集中力をショットに注ぐことができ、思考しながら練習に取り組めるため確かなスキルアップに繋がります。
プロのようにボールの先の芝を刈り取るようなダウンブローを養成するなら「フェアウェイプロ」を。
持ち運びが便利なポータブルタイプで使い勝手がいいのも魅力的な練習マットです。
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