我慢のゴルフの『我慢』とは何のこと?
- 2017/05/16
- 14:04
よく我慢のゴルフっていいますよね。
「○○選手、今日は我慢のゴルフで首位キープです」とかアナウンサーがよく言いますよね。
その「我慢」っていったい何のことなんでしょう?
攻めないで守るのが我慢のゴルフ。と考えるのが普通ですが、それだけが我慢のゴルフではないと思います。
我慢のゴルフは大切なマネジメントにもなるので、色んな角度から『我慢のゴルフ』を検証してみましょう。

たとえばティショットをラフに打ち込んで、ピンまで打てそうにないから横に出す、というようなプレーは確かに我慢のゴルフですが、我慢して横に出すだけがマネジメントではありません。
今のは勇気のあるショットですね、っというものゴルフのゲームでは「我慢する」と同義語なんです。
横に出すのも勇気がいりますからね。
要は逃げてばっかりなのが我慢のゴルフではないってことです。
ピンまで150ヤードの池越えが残ったとしましょう。
7番ウッドのキャリーが150ヤード。
10回打って5回は150ヤードのキャリーが出せるとします。
この時確率が5割しかないから安全なサイドを狙って50ヤード残すか、それとも5割あるから思い切って池越えを狙うのか、という選択肢があるわけですが、刻むのが我慢で、狙うのが勇気だと分けることはできません。
あくまでも自分との駆け引きであり、その時のあらゆる状況次第で池越えというのは決してマネジメントとして間違っていません。
たとえ池に入ったとしても、それは結果であって、最初の決断が間違っていたことにはならないんです。
もちろん無謀とは違います。
林の中にボールが入ってしまい、木と木の狭い隙間を通そうとするのは往々にして無謀です。
出球を正確に管理できる技術があれば無謀ではなくマネジメントと呼べますが、技術もなく成功する確率すらわからずにチャレンジするのは無謀であり、それはマネジメントではないということです。
木に当たってさらに林の奥にボールが行ったりしたら、それこそ大参事です。
自分の腕を考えて無理だと思ったらやらないことが大事だし、どこにも出せるところがなかった場合は、1センチでもホールに近づくことを考えればいいんです。
このように我慢のゴルフとは自分の技量を知った上でのマネジメントと言い換えることも出来ます。

実際のラウンドでは別の我慢が必要な場合もありますよね。
それはゴルフは一人ではプレーするわけではない。ということに大きく関係していて、つまり同伴競技者がいるということです。
ゴルフはコースとの戦いとはいっても、実際に目の前にプレーヤーがいますし、そのプレーヤーが自分のプレーの妨げにある場合もあります。
競技ゴルフに出たら偏屈なオヤジがいて、一日中難癖をつけられる時もあるでしょうし、めちゃくちゃプレーが遅いプレーヤーがいる場合だってあるんです。
人が打っているのに動いたり、さっさと歩き始める人も多いですね。
そういう人に引っ張られないようにするのもまた「我慢のゴルフ」なんです。
迷惑なプレーヤーというのはどこにでもいます。
遅かったり、ズルかったり、スコアをごまかしたり、そういう人と組まされてしまったら、心穏やかではありませんよね。
一度くらいはそういう経験ありませんか?
では、こういったマナー違反、ルール違反の人たちをどうすればいいかというと、プレー中は無視したほうが賢明です。
もちろん間違いはその場で直した方がいいに決まってますが、プレー中に注意したりすると、必ず自分のプレーがおかしくなってしまいます。
ここは勇気ではなく、我慢のしどころです。
同じことを繰り返させないためにも注意は必要ですが、注意をするならラウンドが終わった後の方がいいでしょう。
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「○○選手、今日は我慢のゴルフで首位キープです」とかアナウンサーがよく言いますよね。
その「我慢」っていったい何のことなんでしょう?
攻めないで守るのが我慢のゴルフ。と考えるのが普通ですが、それだけが我慢のゴルフではないと思います。
我慢のゴルフは大切なマネジメントにもなるので、色んな角度から『我慢のゴルフ』を検証してみましょう。

逃げてばかりが我慢のゴルフではない
たとえばティショットをラフに打ち込んで、ピンまで打てそうにないから横に出す、というようなプレーは確かに我慢のゴルフですが、我慢して横に出すだけがマネジメントではありません。
今のは勇気のあるショットですね、っというものゴルフのゲームでは「我慢する」と同義語なんです。
横に出すのも勇気がいりますからね。
要は逃げてばっかりなのが我慢のゴルフではないってことです。
ピンまで150ヤードの池越えが残ったとしましょう。
7番ウッドのキャリーが150ヤード。
10回打って5回は150ヤードのキャリーが出せるとします。
この時確率が5割しかないから安全なサイドを狙って50ヤード残すか、それとも5割あるから思い切って池越えを狙うのか、という選択肢があるわけですが、刻むのが我慢で、狙うのが勇気だと分けることはできません。
あくまでも自分との駆け引きであり、その時のあらゆる状況次第で池越えというのは決してマネジメントとして間違っていません。
たとえ池に入ったとしても、それは結果であって、最初の決断が間違っていたことにはならないんです。
もちろん無謀とは違います。
林の中にボールが入ってしまい、木と木の狭い隙間を通そうとするのは往々にして無謀です。
出球を正確に管理できる技術があれば無謀ではなくマネジメントと呼べますが、技術もなく成功する確率すらわからずにチャレンジするのは無謀であり、それはマネジメントではないということです。
木に当たってさらに林の奥にボールが行ったりしたら、それこそ大参事です。
自分の腕を考えて無理だと思ったらやらないことが大事だし、どこにも出せるところがなかった場合は、1センチでもホールに近づくことを考えればいいんです。
このように我慢のゴルフとは自分の技量を知った上でのマネジメントと言い換えることも出来ます。

もう一つの我慢のゴルフ
実際のラウンドでは別の我慢が必要な場合もありますよね。
それはゴルフは一人ではプレーするわけではない。ということに大きく関係していて、つまり同伴競技者がいるということです。
ゴルフはコースとの戦いとはいっても、実際に目の前にプレーヤーがいますし、そのプレーヤーが自分のプレーの妨げにある場合もあります。
競技ゴルフに出たら偏屈なオヤジがいて、一日中難癖をつけられる時もあるでしょうし、めちゃくちゃプレーが遅いプレーヤーがいる場合だってあるんです。
人が打っているのに動いたり、さっさと歩き始める人も多いですね。
そういう人に引っ張られないようにするのもまた「我慢のゴルフ」なんです。
迷惑なプレーヤーというのはどこにでもいます。
遅かったり、ズルかったり、スコアをごまかしたり、そういう人と組まされてしまったら、心穏やかではありませんよね。
一度くらいはそういう経験ありませんか?
では、こういったマナー違反、ルール違反の人たちをどうすればいいかというと、プレー中は無視したほうが賢明です。
もちろん間違いはその場で直した方がいいに決まってますが、プレー中に注意したりすると、必ず自分のプレーがおかしくなってしまいます。
ここは勇気ではなく、我慢のしどころです。
同じことを繰り返させないためにも注意は必要ですが、注意をするならラウンドが終わった後の方がいいでしょう。
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