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メンタル強化のためにアドレス前に行うこと“ゴルフ・メンタルの極意”

ボールを打つ前におしゃべりをする人はあまりいません。たまには「ど真ん中にドカーンと飛ばすぞ」などと言うことがありますが、たいていは黙って構えて打ちます。このことは練習のときでも同じです。

でもメンタルを強化するにはアドレス前にしゃべってほしいことがあります。

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どこに、どう打つかを宣言する

これから打つ球筋を『宣言』するのですが、特に『本番ショット』の練習では必ずこれをやってほしいのです。

よい『宣言』とは、例えばドライバーではこういうものです。

○フェアウェイの右半分に軽いフェードで230ヤード飛ばす。

こういう『宣言』を頭の中でまとめてください。ポイントは次のとおりです。

①狙いがハッキリしている。(フェアウェイの右半分)

②球筋がハッキリしている。(軽いフェード)

③意思がハッキリしている。(飛ばすと断言)

④高い確率でできる。(持ち球がフェードで、当たれば240ヤードまでは飛ばせるなら、230ヤード飛ばすことは高い確率でできる)

これらの条件を満たした『宣言』ができたら、口に出して言います。やる気が出て「よし」という気持ちになり、自分を励ますことができます。

その次に、こういう作業をしてください。

⑤『宣言』どおりに打てる振り方を素振りで確認する。

このあとは⑤のとおりに振ることに集中してボールを打ちましょう。①~⑤までがきちんとできていれば、かなりの確率で『宣言』どおりに打てます。



よくない『宣言』

よくない『宣言』もあります。

●ドカーンと飛ばしたい。

何も考えていない、と感じますね。狙いも球筋も明確ではなく、意思もありません。「飛ばしたい」は願望であって「やる」ことではないのです。もう一つ、例を挙げます。

●250ヤード飛ばしたいけど、そうすると右のバンカーに入るかもしれないから、左目を狙いたい。でも左の林に入ると大変なので、右からドロー目に打てればいいなあ。

このように『宣言』が長くなるのは考えがまとまっていない証拠。「飛ばしたい」欲が先に立ち、右も左も嫌という怖さを感じて、持ち球とは逆の球筋を「打てればいいなあ」と願ってスイングを始めようとしているのです。結果的に「できない」スイングをすることになるのは明白です。

でも、コースでプレーするときに、この2例のような考えでボールを打ってしまうことが実によくあるのです。プロを目指す若手ゴルファーも長い『宣言』をして大きなミスショットをすることがあります。パープレーで回れるゴルファーでも、よくない『宣言』をするときはよいショットが打てなくなります。

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よい『宣言』をし続けよう

このように『宣言』をするとあいまいな狙い方に気づけるようになります。よい『宣言』ができると、明確で、具体的で、できることをやる意思を持てます。そのためにするべきスイングもわかり、ナイスショット率が高くなるのです。

練習で慣れたら、できればコースでも『宣言』をしてください。頭の中で思い描くだけでなく、他のプレーヤーに聞こえるように言ってほしいのです。ティーショットだけでも構いませんから、トライしてください。

「口に出すと恥ずかしい」「ミスしたら笑われそうで、余計にプレッシャーがかかる」

そういう気分になったり、実際にミスって笑われるのはよくない『宣言』をしたとき。他の人が「無理だろう」と感じたときです。できることを『宣言』し続けていけば、そのひたむきさを笑う人はいないと信じてほしいのです。

よい『宣言』をして、そのとおりにカッコよく打てる自分をイメージしましょう。

ときにはよい『宣言』のとおりに打てないこともあります。でもそれは確率の問題。黙って打って大きなミスを繰り返すより、よい『宣言』をしてミスを減らしていくことを目指したほうがいいのです。



仲間同士で「宣言ゲーム」をやってみよう

『宣言』には状況判断力や自信の有無が如実に出てきます。会社の会議や企画のプレゼンテーションでよい発表をするときと同じ要素が求められるのです。

この方法はアマチュアゴルファーだけでなくプロにも使えます。

最初から正しい宣言を1ラウンド続けることはプロでも難しいもの。でもしだいにスイングへの集中力が高まり、よい結果が出るようにやるので、メンタルの重要性を短時間で理解できるのです。アベレージゴルファーでも必ずよい結果が得られるはずです。

仲間同士で『宣言』ゲームを楽しむこともできます。ティーショットで1人ずつ『宣言』して打ち、互いの『宣言』を評価してみるのです。よくない『宣言』をするとミスする確率が高く、よい『宣言』ができるとよいショットが出る確率が高いことが分かってきます。

いい例、悪い例を第三者的に判断できるのが、このゲームだからです。

“ゴルフ・メンタルの極意”の一覧はこちらから⇒ゴルフはメンタルだ!“ゴルフ・メンタルの極意”



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