移動は素早く、スイングは「ゆっくり」と “ゴルフビギナーの基本”
- 2019/10/25
- 11:26
コースデビューの時は万事が上手く運ばず、安定したプレーなんてなかなかできないものです。ゆっくりと歩いていられる時間もあるかもしれませんが、おそらくは走っている時間のほうが多いことと察します。
むやみやたらに走り回らなくても結構ですが、できるだけ先行することを心掛けましょう。ゴルフは目標から一番遠い人から打つと決まっています。初ラウンドの人は、ティショット以降は、一番先に打つケースが絶対的に多くなります。
一番先に打つだけでなく、左右のラフや林からのショットも多いでしょうから、他のプレーヤーの妨げにならないように十分に配慮しつつ、つねに先回りすることが大切です。
ただし、走って自分のボールの場所に行った直後に、慌てて打つのは止めましょう。呼吸が整わず、気持ちが焦っているままでスイングしてはリズムやタイミングが速くなり、ミスを繰り返すことになります。
ショットを打つ前に「イチ、ニ」と、鼻から吸って口から吐く呼吸を数回繰り返して気持ちを落ち着かせましょう。
プレーの「間」だけでなく、スイングの「間」も取れるようになり、ミスの連鎖反応を断ち切ることができます。

ラフはフェアウェイよりも芝が少し長くなっていますが、慌てないことです。現在では一般営業のゴルフ場はプレーの進行を早めるために、ラフの芝を短めに刈っているところが多く、フェアウェイからのショットと比べて相当難しいということはあまりありません。
ボールが低くティアップしたように、少し浮いた状態になっているケースが多く、案外打ちやすくなっています。
ただし、ラフである以上はインパクト時の芝の抵抗がやや強くなっていて、クラブが振り抜きにくくなります。なのでラフでは、ロフト角が大きめでボールが上がりやすい9番アイアンを使いましょう。7番アイアンや5番ウッドは避けることです。
ピッチングウェッジやサンドウェッジも入れておくのなら、ウェッジでも構いませんが、9番アイアンを中心にしてショットの練習を積んできたのであれば、すっかり馴染んだ9番アイアンで打つのがベストです。
そして、スイングの出力を少し落としてバランスよく振ります。上から鋭角に打ち込んだり、上げようとしたりしてはいけません。本当はクラブを短く持つのがいいのですが、スイングのメカニズムが変わって難しく感じられますから、いつもの長さで持ちましょう。
フェアウェイバンカーはフェアウェイとラフの境目付近に設けられた障害物で、ここからのショットもトラブルショットのひとつです。
この場合も5番ウッドや7番アイアンなどシャフトが長めのクラブは持たないで、9番アイアンを使いましょう。
フェアウェイバンカーから1回で出すことが先決ですから、グリーンまでどんなに遠くても距離を出そうとして振り回してはいけません。
バンカーは砂地のため、足場が不安定です。そこで下半身がよろけてしまうほど大きく振っては空振りや大ダフリになってしまうのです。
基本的にアドレスとスイングは何も変えなくて結構です。バンカーに入る前にインパクトゾーン素振りを繰り返し、スイングの出力を少し落とすイメージを持っておくと効果的です。
インパクトポイントが極端にずれさえしなければ、仮に手前をダフっても30~40ヤードは転がってくれます。
10ヤードも進めなかったら落胆しますが、フェアウェイバンカーからグリーンに向かって30ヤード以上も前に進めたら大成功です。
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むやみやたらに走り回らなくても結構ですが、できるだけ先行することを心掛けましょう。ゴルフは目標から一番遠い人から打つと決まっています。初ラウンドの人は、ティショット以降は、一番先に打つケースが絶対的に多くなります。
一番先に打つだけでなく、左右のラフや林からのショットも多いでしょうから、他のプレーヤーの妨げにならないように十分に配慮しつつ、つねに先回りすることが大切です。
ただし、走って自分のボールの場所に行った直後に、慌てて打つのは止めましょう。呼吸が整わず、気持ちが焦っているままでスイングしてはリズムやタイミングが速くなり、ミスを繰り返すことになります。
ショットを打つ前に「イチ、ニ」と、鼻から吸って口から吐く呼吸を数回繰り返して気持ちを落ち着かせましょう。
プレーの「間」だけでなく、スイングの「間」も取れるようになり、ミスの連鎖反応を断ち切ることができます。

ラフからは9アイアンよりも長いクラブは持たない
ラフはフェアウェイよりも芝が少し長くなっていますが、慌てないことです。現在では一般営業のゴルフ場はプレーの進行を早めるために、ラフの芝を短めに刈っているところが多く、フェアウェイからのショットと比べて相当難しいということはあまりありません。
ボールが低くティアップしたように、少し浮いた状態になっているケースが多く、案外打ちやすくなっています。
ただし、ラフである以上はインパクト時の芝の抵抗がやや強くなっていて、クラブが振り抜きにくくなります。なのでラフでは、ロフト角が大きめでボールが上がりやすい9番アイアンを使いましょう。7番アイアンや5番ウッドは避けることです。
ピッチングウェッジやサンドウェッジも入れておくのなら、ウェッジでも構いませんが、9番アイアンを中心にしてショットの練習を積んできたのであれば、すっかり馴染んだ9番アイアンで打つのがベストです。
そして、スイングの出力を少し落としてバランスよく振ります。上から鋭角に打ち込んだり、上げようとしたりしてはいけません。本当はクラブを短く持つのがいいのですが、スイングのメカニズムが変わって難しく感じられますから、いつもの長さで持ちましょう。
フェアウェイバンカーからも9番アイアンで確実に脱出
フェアウェイバンカーはフェアウェイとラフの境目付近に設けられた障害物で、ここからのショットもトラブルショットのひとつです。
この場合も5番ウッドや7番アイアンなどシャフトが長めのクラブは持たないで、9番アイアンを使いましょう。
フェアウェイバンカーから1回で出すことが先決ですから、グリーンまでどんなに遠くても距離を出そうとして振り回してはいけません。
バンカーは砂地のため、足場が不安定です。そこで下半身がよろけてしまうほど大きく振っては空振りや大ダフリになってしまうのです。
基本的にアドレスとスイングは何も変えなくて結構です。バンカーに入る前にインパクトゾーン素振りを繰り返し、スイングの出力を少し落とすイメージを持っておくと効果的です。
インパクトポイントが極端にずれさえしなければ、仮に手前をダフっても30~40ヤードは転がってくれます。
10ヤードも進めなかったら落胆しますが、フェアウェイバンカーからグリーンに向かって30ヤード以上も前に進めたら大成功です。
“ゴルフビギナーの基本”の一覧はこちらから⇒コースデビューは「失敗して当たり前」
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