自分のマックス以上のスイングは絶対にしない “ゴルフビギナーの基本”
- 2019/08/28
- 14:39
コースデビューのラウンドで慌てないようにするには、ティショットに限らず、どこから打つときもボールを前に転がすつもりでスイングする意識が大切です。ボールを上げようとすることがスイングをおかしくしてしまう一番の要因ですから、クラブを絶対に下からすくい上げてはいけません。
池越えや谷越えの場面も、時にはあるかもしれません。一番距離の出るのは5番ウッドですが、キャリーを150ヤード以上出さないと越えられないような状況の場合、初ラウンドの人には実質的に無理ですから、その場合は前から打たせてもらうようにしましょう。
トライしてみたいのであれば、「谷底に行ってしまえ!」くらいの気持ちでスイングしてください。高くあげようとした瞬間、結果が見えています。

空振りやダフリ、チョロなどを防ぐにはショット前の素振りが大事です。インパクトゾーン素振り、または水平素振りで正しいスイングイメージを確認してから打つようにしましょう。
インパクトゾーン素振りでクラブの動きを理解 “ゴルフビギナーの基本”
水平素振りでバランスアップ“ゴルフビギナーの基本”
ダフリやトップなどのミスが続いて出たりするときは大抵、目線が上に上にとなっています。インパクト前に顔が目標を向いたり上体が起きたりしているため、クラブフェースが構えた位置に戻ってこないのです。
そんなときは構えたときの景色が変わらないように打ちましょう。こちらの記事【ビギナーにおすすめ、自宅で簡単に出来る4つの練習法“ゴルフビギナーの基本”】で紹介した、額を壁につけて胸を左右に回す練習の要領で、アドレスした時のボールを取り巻く景色をインパクトまでキープするつもりでスイングすれば、クラブヘッドの軌道のブレが少なくなり、きちんと当たる確率が上がります。
自分なりに何かテーマをひとつ見つけてラウンドに臨むのも良いことです。テーマとは練習場でつかんだチェックポイントのことなどですが、テーマは1つで十分。2つも3つもいりません。
たとえば、左肩を支点にしてクラブを振る感覚などです。この感覚でスイングした結果、空振りしたりチョロしたりとしても、自分を許すことです。うまく当たったら、自分を褒めて、気分よく次のショットの場所に向かいましょう。
このように自分のテーマを決めてラウンドをする経験を積むことが、今後の上達に直結します。チェックポイントが多すぎるとかえって自分を縛ることになり、スイングが委縮してしまいますから、ひとつだけに絞るようにします。

もうひとつ、心がけて欲しいのは自分のできることだけをするということです。練習場でもした事の無いプレーはせず、スイングの出力を上げすぎてもいけません。
普段の練習では自分のマックスが7の人でも、その日の体調やコンディションによって6の出力までしか振れない場合もあります。スタート前の打球練習や、素振りなどで「今日は6までしか振れないな」と感じたら、6のスイングをマックスと考えて、それ以上のスイングは絶対にしないことです。
8とか9で振るべきではないし、「思い切りスイングしなさい」といわれたところで10のスイングをしたら、それこそ空振りしてしまいます。「ガンバレ、ガンバレ」とどんなに励まされたって、自分を見失ってはどんどん悪循環に陥ります。
トップオブスイングが5なら、フィニッシュも5でいいのです。5のトップオブスイングから10のフィニッシュへ向かおうとするとスイングのバランスが崩れて、インパクトがなくなってしまいます。5のフィニッシュでも体勢が崩れなければ、カッコいいスイングです。
コースデビューの一番の成功術は「己を知る=自分を見失わない」ということを忘れないことです。
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池越えや谷越えの場面も、時にはあるかもしれません。一番距離の出るのは5番ウッドですが、キャリーを150ヤード以上出さないと越えられないような状況の場合、初ラウンドの人には実質的に無理ですから、その場合は前から打たせてもらうようにしましょう。
トライしてみたいのであれば、「谷底に行ってしまえ!」くらいの気持ちでスイングしてください。高くあげようとした瞬間、結果が見えています。

ミスが続いて出るときは額を固定するつもりでスイング
空振りやダフリ、チョロなどを防ぐにはショット前の素振りが大事です。インパクトゾーン素振り、または水平素振りで正しいスイングイメージを確認してから打つようにしましょう。
インパクトゾーン素振りでクラブの動きを理解 “ゴルフビギナーの基本”
水平素振りでバランスアップ“ゴルフビギナーの基本”
ダフリやトップなどのミスが続いて出たりするときは大抵、目線が上に上にとなっています。インパクト前に顔が目標を向いたり上体が起きたりしているため、クラブフェースが構えた位置に戻ってこないのです。
そんなときは構えたときの景色が変わらないように打ちましょう。こちらの記事【ビギナーにおすすめ、自宅で簡単に出来る4つの練習法“ゴルフビギナーの基本”】で紹介した、額を壁につけて胸を左右に回す練習の要領で、アドレスした時のボールを取り巻く景色をインパクトまでキープするつもりでスイングすれば、クラブヘッドの軌道のブレが少なくなり、きちんと当たる確率が上がります。
何かテーマを決めて初ラウンドに臨もう
自分なりに何かテーマをひとつ見つけてラウンドに臨むのも良いことです。テーマとは練習場でつかんだチェックポイントのことなどですが、テーマは1つで十分。2つも3つもいりません。
たとえば、左肩を支点にしてクラブを振る感覚などです。この感覚でスイングした結果、空振りしたりチョロしたりとしても、自分を許すことです。うまく当たったら、自分を褒めて、気分よく次のショットの場所に向かいましょう。
このように自分のテーマを決めてラウンドをする経験を積むことが、今後の上達に直結します。チェックポイントが多すぎるとかえって自分を縛ることになり、スイングが委縮してしまいますから、ひとつだけに絞るようにします。
空振りやダフリとなるのは大半はクラブの振りすぎが原因
もうひとつ、心がけて欲しいのは自分のできることだけをするということです。練習場でもした事の無いプレーはせず、スイングの出力を上げすぎてもいけません。
普段の練習では自分のマックスが7の人でも、その日の体調やコンディションによって6の出力までしか振れない場合もあります。スタート前の打球練習や、素振りなどで「今日は6までしか振れないな」と感じたら、6のスイングをマックスと考えて、それ以上のスイングは絶対にしないことです。
8とか9で振るべきではないし、「思い切りスイングしなさい」といわれたところで10のスイングをしたら、それこそ空振りしてしまいます。「ガンバレ、ガンバレ」とどんなに励まされたって、自分を見失ってはどんどん悪循環に陥ります。
トップオブスイングが5なら、フィニッシュも5でいいのです。5のトップオブスイングから10のフィニッシュへ向かおうとするとスイングのバランスが崩れて、インパクトがなくなってしまいます。5のフィニッシュでも体勢が崩れなければ、カッコいいスイングです。
コースデビューの一番の成功術は「己を知る=自分を見失わない」ということを忘れないことです。
“ゴルフビギナーの基本”の一覧はこちらから⇒コースデビューは「失敗して当たり前」
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