初ラウンド前の予備知識 “ゴルフビギナーの基本”
- 2019/01/24
- 10:50
OBや池、林などをできるだけ回避してプレーを進行
各ホールの第1打は、ティグラウンド(ティーイングエリア)と呼ばれる区域内において、ボールをティアップして打ちます。芝生を短く刈った区域であるフェアウェイ方向に向かって打ち、2打目、3打目とつなげてグリーン上に設置されたカップ(ホール)にボールを入れた時点で、そのホールでのスコアが決まります。
フェアウェイの両サイドには芝をやや長く伸ばしたラフの区域がありますが、フェアウェイからのショットと同じスイングで対応しましょう。
フェアウェイから大きく外れた区域には池や崖、急斜面などがあり、そこに打ち込んでしまうとスコアを悪くしてしまう可能性が大きくなります。白い杭の外側はOBといってプレーの区域外ですから、1打罰を加えてもう一度打ち直さなくてはなりません。
バンカーはグリーン周りだけでなく、フェアウェイとラフの境目付近にも点在しています。バンカーからは1回で出すことに専念しましょう。
練習場との一番の違いは、コースは平らではないことです。バンカーや傾斜地からのショット、林からの脱出など初めて経験するショットばかりなので、ラウンド前に予備知識をある程度詰め込んでおいてください。

コースデビューに持参するクラブは6本でOK
コースデビューに持ってくるクラブは練習で使った5番ウッド、7番アイアン、9番アイアンの3本をメインとして、そこにピッチングウェッジ、サンドウェッジ、パターの3本を加えましょう。
ピッチングウェッジは入れなくても構いませんが、サンドウェッジはバンカーショットのイザというときのために一応入れておくことをお勧めします。
最初からいきなり14本のフルセットを持参する人もいますが、プレーの進行の仕方とか、状況に適応したクラブ選択がよくわからないうちは、クラブは少ない方がプレーの効率がいいのです。
ティショットを打つときやフェアウェイから長い距離を打つ場合は、5番ウッドを使いようにして、グリーンがやや遠ければ7番アイアン、比較的近ければ9番アイアンを使いましょう。
クラブ選択にいちいち神経を使わず速やかにプレーすることで、同伴者や後続の組の方々にも迷惑をかけずにすみますし、最大の利点は自分自身のプレーのリズムが良くなることです。
ドライバーはコースへは絶対に持ってこないことが大切です。
“ゴルフビギナーの基本”の一覧はこちらから⇒コースデビューは「失敗して当たり前」
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