インパクトゾーン素振りでクラブの動きを理解 “ゴルフビギナーの基本”
- 2018/11/05
- 11:46
インパクトゾーンというのは腰、またはヒザくらいの高さの振り幅のことで、この扇状の区域がスイングのもっとも重要な部分です。
インパクトを「点」として考えると、ボールを正確にヒットするのが難しくなりますが、インパクトを「ゾーン」、つまり長い線とイメージすることでインパクトが安定します。
クラブヘッドがこの扇状の区域で正しく速く動けば、ボールが狙った方向に飛んでいきますし、飛距離も出るのです。
インパクトゾーン素振りは、扇状の区域でクラブヘッドを正しく動かすイメージを覚えるための練習です。
手を体の正面で固定しておき、腕を右に回してバックスイング、そこから胸を左に回してダウンスイングし、フォロースルーへと向かいます。

この練習ではクラブは腰よりも高く上げませんから、両手やクラブが常に視界に入ります。ということは、この振り幅においては腕や手、クラブが自分の背後にいく動きは一切ありません。
通常のスイングでは、バックスイングでもフォロースルーでも、腕や手が自分の体よりも前に見え、スイング中は腕や手、クラブがつねに体の正面に保たれていることが重要です。
ところが、テークバックの際に手やクラブヘッドを自分の背後に持っていこうとする人がとても多いのです。ゴルフの経験の長い人にもよく見られますが、左手甲や右手のひらを真上に向けながらクラブヘッドを飛球線の内側に低く引こうとしすぎると、スイングが崩れてしまうことになります。
クラブを内側に低く引きすぎた反動で、ダウンスイングでは飛球線の外側のアウトサイドから下りてきて、フェースがかぶって当たってしまいます。飛球線の内側から低く下りればフェースが開いた状態でインパクトを迎えてしまいます。
スイングの際に腕や手、クラブヘッドの動きをチェックするのはタブーです。腕や手の動きに意識が働くと、胸を左右に回すことを忘れてしまい、腕や手に頼ったスイングになるからです。
ただし、ビギナーがスイングの基本をマスターするには、腰よりも下のインパクトゾーンにおいて腕や手、クラブヘッド正しく動くとはどういうことかを目で見て、記憶する必要はあります。
これは、手やクラブを自分の体の後ろに持っていく悪癖を完全防止する上でも有効です。
インパクトゾーンにおける腕や手、クラブヘッドの動きが安定すれば、それだけでインパクトの精度も向上します。
そしてインパクトゾーンが作られれば、インパクトの3原則が成り立ちます。
インパクトの3原則とは、
「軽いハンドファースト」
「アドレスのライ角の再現」
「スクエアフェース」
です。
軽いハンドファーストの姿勢とは両手が左モモの前にあり、ロフトをやや立て気味にボールをヒットすることです。右手のグリップのつくり方でも説明したように、右ヒジを曲げた姿勢でインパクトを迎える意識を持ちましょう。
ボールを上げようとすると、両手が右太ももの前になってしまいます。
難しくない「グリップ」の握り方“ゴルフビギナーの基本”
ライ角とはクラブを構えたときの地面とシャフトの角度のことで、インパクトでもアドレス時のライ角が再現されなければならず、インパクトで上体が起きたり頭が下がったりしないように、アドレスの前傾角度をインパクトまでキープすることが大切です。インパクトで上体が起きるとライ角が崩れて、正確にヒットすることはできません。
インパクトでクラブフェースが開いたり閉じたりしては、ボールが狙った方向に飛んでいきません。スクエアフェースでボールをとらえることが狙った方向に飛ばすための絶対条件です。フェースが開いたりかぶったりすると、ボールは左右に曲がってしまいます。
フェース面とボールを正面衝突させるイメージを持ち、真っ直ぐなフェースでボールをとらえることが大切です。
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インパクトを「点」として考えると、ボールを正確にヒットするのが難しくなりますが、インパクトを「ゾーン」、つまり長い線とイメージすることでインパクトが安定します。
クラブヘッドがこの扇状の区域で正しく速く動けば、ボールが狙った方向に飛んでいきますし、飛距離も出るのです。
インパクトゾーン素振りは、扇状の区域でクラブヘッドを正しく動かすイメージを覚えるための練習です。
手を体の正面で固定しておき、腕を右に回してバックスイング、そこから胸を左に回してダウンスイングし、フォロースルーへと向かいます。

腰よりも低い振り幅で腕やクラブは絶対に背後にいかない
この練習ではクラブは腰よりも高く上げませんから、両手やクラブが常に視界に入ります。ということは、この振り幅においては腕や手、クラブが自分の背後にいく動きは一切ありません。
通常のスイングでは、バックスイングでもフォロースルーでも、腕や手が自分の体よりも前に見え、スイング中は腕や手、クラブがつねに体の正面に保たれていることが重要です。
ところが、テークバックの際に手やクラブヘッドを自分の背後に持っていこうとする人がとても多いのです。ゴルフの経験の長い人にもよく見られますが、左手甲や右手のひらを真上に向けながらクラブヘッドを飛球線の内側に低く引こうとしすぎると、スイングが崩れてしまうことになります。
クラブを内側に低く引きすぎた反動で、ダウンスイングでは飛球線の外側のアウトサイドから下りてきて、フェースがかぶって当たってしまいます。飛球線の内側から低く下りればフェースが開いた状態でインパクトを迎えてしまいます。
最終的には腕や手を見なくても正しい軌道で振れるようになろう
スイングの際に腕や手、クラブヘッドの動きをチェックするのはタブーです。腕や手の動きに意識が働くと、胸を左右に回すことを忘れてしまい、腕や手に頼ったスイングになるからです。
ただし、ビギナーがスイングの基本をマスターするには、腰よりも下のインパクトゾーンにおいて腕や手、クラブヘッド正しく動くとはどういうことかを目で見て、記憶する必要はあります。
これは、手やクラブを自分の体の後ろに持っていく悪癖を完全防止する上でも有効です。
インパクトの3原則を理解しておこう
インパクトゾーンにおける腕や手、クラブヘッドの動きが安定すれば、それだけでインパクトの精度も向上します。
そしてインパクトゾーンが作られれば、インパクトの3原則が成り立ちます。
インパクトの3原則とは、
「軽いハンドファースト」
「アドレスのライ角の再現」
「スクエアフェース」
です。
軽いハンドファーストの姿勢とは両手が左モモの前にあり、ロフトをやや立て気味にボールをヒットすることです。右手のグリップのつくり方でも説明したように、右ヒジを曲げた姿勢でインパクトを迎える意識を持ちましょう。
ボールを上げようとすると、両手が右太ももの前になってしまいます。
難しくない「グリップ」の握り方“ゴルフビギナーの基本”
ライ角とはクラブを構えたときの地面とシャフトの角度のことで、インパクトでもアドレス時のライ角が再現されなければならず、インパクトで上体が起きたり頭が下がったりしないように、アドレスの前傾角度をインパクトまでキープすることが大切です。インパクトで上体が起きるとライ角が崩れて、正確にヒットすることはできません。
インパクトでクラブフェースが開いたり閉じたりしては、ボールが狙った方向に飛んでいきません。スクエアフェースでボールをとらえることが狙った方向に飛ばすための絶対条件です。フェースが開いたりかぶったりすると、ボールは左右に曲がってしまいます。
フェース面とボールを正面衝突させるイメージを持ち、真っ直ぐなフェースでボールをとらえることが大切です。
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