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ホールインワンの意味 “ゴルフマナーの基本”

ホールインワンの確率は4万分の1と言われています。1ラウンドにパー3ホールは4つなので、1万ラウンドに1回という計算にもなります。この極めて希少な的中率ゆえにこれを喜ばないで、厄事だと思い、「おめでとう」と言われ「ありがとう」と言いながらも、厄払いの行事をする人が少なくありません。

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ホールインワンは厄か幸運か

実際はこの超幸運を喜ぶ人のほうが多いです。記念品を配ったりして、幸運のおすそ分けをします。仲間を大事にするゴルファーの気持ちとしてかなっています。

純粋に考えてみましょう。ホールインワンが厄であるとする説には矛盾が多くあります。ゴルフにターゲットを狙わないで打つショットなどありません。ホールカップというまさに最終ターゲットにピッタリと命中した、これ以上ないベストショットが厄だというのは理に合いません。カップ近くによるとナイスショットで大喜びするのに、カップに入ってしまうと厄になるというのも理に合いません。

また、パー3ホールのイーグルショット、ホールインワンが厄で、同じイーグルであるパー4ホールのセカンドショットや、パー5ホールのサードショットが直接カップインしたのは厄ではないというのも理に合いません。

結論、ホールインワンは喜ぶべきことなのです。

なのでホールインワンは本人が何かするより、その前に周りの仲間が祝ってあげるべきです。食堂でそのパーティが、ほかのテーブルに馴染みの顔がいればその人たちも交えて、ビールなどで乾杯するのがフレンドリーで楽しく、しかも簡単です。とくに親しいゴルフ仲間が、後日会費制で小パーティを催すのもよいです。



本人はよい前例になることを

もし本人がゴルフ保険金でこの幸運の記念品をつくり、親しいゴルフ仲間に配って、喜びを分かち合いたいのなら、健全なゴルファーとしての、良識ある社会人としての考えやアイデアで行うのが望ましいです。保険金内でやること。その後にホールインワンを出す仲間にとって悪しき前例にならないよう配慮すること。贈り手中心の自意識過剰なものではなく、もらった人がもらって嬉しいものを贈りましょう。

キャディには、ゴルフ仲間に配るものと同じ記念品で十分です。名前を控えておいてあとから渡しましょう。

コース側が受け取る祝儀の目安や、使いみちを決めているコースがあります。笑止千万ですね。



パー3ホールの周辺にはよく「ホールインワン記念」などと明記した植樹がありますが、これほど不作法なものはありません。コースの中はどこもみんなのもの。地面の一画をわがもの顔にして名札を立てる神経は、紳士淑女たるゴルファーのものではありません。

もし、造園として、あるいは何かの意味で、そこに樹木があるほうがいいというところへ1本寄贈するのなら、植えるだけで十分です。名札なんていりません。名札はせっかくの樹木の美しさを損ないます。クラブ側が儀礼として名札を添えたいと言ってきても、断るのがゴルファーの良識です。

クラブ側が、内規としてホールインワン植樹を半ば義務付けているところもありますが、なんと恥知らずなことでしょうか。植樹という儀式は、もっとおごそかな主旨の、もっと美しいセンスのメモリアル手段です。

設計家のコース設計のうちに、ホールインワン用の植樹計画があるとは思えません。植樹の10年後、20年後の生長を考えたら、勝手な植樹は設計家の造園計画を壊すものになります。


ゴルフマナー詳細一覧全集はこちらの記事から:ゴルフマナーの基本の「キ」 “ゴルフマナーの基本”




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