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キャディとの関係 “ゴルフマナーの基本”

キャディとは上手に付き合わないとソンをすることになります。自分は客、キャディは使用人、そうには違いないですが、そういう考えでは良い関係にはなれません。

キャディはきょう半日を組む人です。やることは別でも2人の目的はひとつ。プレーヤーがよいプレーをしてゴルフを楽しむことです。キャディを気持ちよくさせ、よいサービスをフルに引き出すほどにトクになります。

キャディとはこちらのほうからいい関係になりましょう。最初が肝心です。最初のチャンスは挨拶のとき。「おはよう。松山です。よろしく」と明るく。そして、キャディの仕草を見て「3本に11本」などと、クラブ本数の確認をこちらから付き合ったりするとよいです。初めての、あるいは久しぶりのコースなら「わからないから教えてください」と頼む側に立つのも効果的です。尊大な客をキャディは一番嫌います。

格別愛想がよくなくても、冗談がうまくなくても構いません。とくにショットが曲がらず手間のかからないプレーヤーである必要もありません。キャディが嬉しいのは、優しい人で、プレーがきびきびしている人です。自分勝手で、のろまなプレーヤーをキャディは嫌います。それはそうですよね。気持ちのよい人の手伝いを気持ちよくしたい。キャディの身になって考えれば簡単なことです。

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キャディとの付き合い方

キャディとの出会いは人との出会い。少々オーバーな言い方をすれば、一期一会、大事にすべき人生の楽しい一コマです。

①プレーヤーとアシスタントの仲になる。

まずは、プレーヤーとアシスタントの関係が楽しめます。キャディのアシスト能力、とくに知的能力やケアサービスをフルに引き出し、プレー上のトクをしない手はありません。こちらがゲストの身となるコースでのプレーではなおさら。サービスを待っている一方ではダメです。引き出すのはこちらの能力です。そして、よいプレーで報いることができると気持ちがいいです。よいプレーができてもできなくても「(でも、おかげで助かった)ありがとう」「(言われたとおり打てなくて)ごめん」など、言葉で報いましょう。

②大人の話の仲になる。

人と人との関係が楽しめます。いちばん簡単なのが共感、共鳴。天候のことを話題の入口にして、近ごろの風潮のこと、プライバシーに触れなければ家庭のこと、なんでもいいです。世代が同じなら同じなりに、違えば違うなりに、プレーヤーとキャディ、客と従事者との関係を離れた大人と大人との会話が楽しめるはずです。また、その土地特有の暮らしの話を聞いて楽しむのもいいですね。

③2人だけの仲になる。

スロープレーの困り者がいれば、目と目で苦笑いを交わすだけで、「困ったもんだね」の思いを共有する仲になります。やがて「私が先に打とうか」「そうですね、お願いします」という通じ合う仲の場面も出てきます。ラウンド後には、気持ちのこもった「ありがとうございました」「おつかれさまでした」となります。



困ったキャディとの付き合い方

①無愛想なキャディとは、スタート後しばらくは会話をあきらめ、キャディのやることを先取りするとよいです。クラブは自分で持っていく、取りに行く、ターフを取ったら戻して砂袋を持って埋めに行く、旗は持つ、戻す、キャディの見えるところでボールマークをせっせと直す・・・など。口では優しく「ああ、キャディさんいいよ」などと言いながらも表情は厳しく。

これで態度と表情が改まらないキャディはその職業の資格はありません。ハーフラウンド終了後マスター室に説明し、交代を求めましょう。

②おしゃべり、大声のキャディには、2・3ホール目に「ないアタマでいろいろ考えながらプレーしているんだよ、ちょっと静かに考えさせてくれるかな?」と

こうした工夫にも関わらず、キャディに変化が見られないときは、この日のラウンドのテーマを「忍耐のゴルフ」に定めましょう。できるかぎりキャディと離れ、キャディから自立したゴルフに努めます。要は、ポジティブシンキング。限度を越え、我慢がなくなったら、本人に直接注意するのもいいし、マスター室に告げて改めるよう伝えるのがよいです。これも、ゴルフ場を良くして帰ることのひとつです。



キャディから自立しよう

アマチュアはキャディへの依存をなるべく少なくするよう努めたほうがいいです。ターゲットまでの距離やグリーン面の傾斜など、これらを読み取ることがゴルフの楽しみではないでしょうか。そのための視覚能力、知的能力はゴルファーの基本的な能力です。一打一打がその能力を養うためのチャンスとなります。

キャディの判断を必要とする場合は、まず自分の判断を言ってから尋ねるとよいです。自分の判断とキャディのそれとの違いが勉強です。これからの時代、ますますセルフプレーが多くなります。

大声を出してキャディに聞くのは同伴競技者にも邪魔になります。ほぼ同じポジションから、残り距離やグリーンのラインを自分なりに読んで、ひそかに楽しんでいる人に気づかうべきです。耳に届くキャディの声がその人の楽しみを奪います。

キャディの言ったとおりに打ったショットやパットが距離が合わなかったり、ラインが違っても決してキャディを批判してはいけません。最後に判断し、打ったのは自分なのですから。


ゴルフマナー詳細一覧全集はこちらの記事から:ゴルフマナーの基本の「キ」 “ゴルフマナーの基本”




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