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会話が上手いゴルファー 下手なゴルファー “ゴルフマナーの基本”

会話がうまいゴルファーは、ショットがうまいゴルファー以上に好かれます。ショットがうまくても話がうるさい人は嫌われます。ショットが下手でも会話の気持ちいい人は好かれます。

会話上手とは、おしゃべり上手のことではなく、聞く相手への気づかい上手のことです。話しかけられて快い会話とは、プレーの邪魔にならないのはもちろんのこと、タイミングよく気分がのり、プレーの調子も好転する、そういったものなのです。

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言葉のかけ方の要領

①まず、言葉は少なめに。とくに初めの数ホールは言葉を少なめに、気づかいを多めにしましょう。
プレー中、人は自分と話し中のことが多いからです。調子が良ければ良いで悪ければ悪いで、自分に言い聞かせたり自分を叱ったり、いわゆる自分との会話で忙しいです。そんなときに、ほかの人から私事を話しかけられることぐらい迷惑なことはありません。

②笑顔から始める。初めのうちは具体的な言葉よりも、なごやかな笑顔のほうが親しい関係づくりに有効です。

③無難な話題がよい。初めのうちは天候のことやコースのことなど。相手が軽い返事ですむからです。

④相手がそのことに興味を示し、話が弾んで、自分と会話したがっていることがわかったら、話題を深めていきましょう。

⑤相手の話題がよい。自分に関心をもたれて嬉しくない人はいません。たとえば、ボールのライが不運だったことなど。たいていの人は自分のことなら話します。ただし、もちろんあまり立ち入った話題ではないほうがよいです。

⑥ほめ言葉がよい。ショット、アプローチ、パッティングのナイスプレー。高齢者なら達者なこと。ほめられて嬉しくない人はまずいません。「どうもありがとう」が返ってきます。あなたに好意を抱き、今度はお返しのほめ言葉がくることでしょう。

⑦自分のことは控えめに。いちいち自分のショットを解説したり、ミスショットの言い訳に同調を求めたりする人がよくいます。こういう人は、まず好かれません。聞かされるほうに興味のある話ではないので、会話になりません。

⑧プライベートには立ち入らない。ゴルフ場ではプレーすることが最大の目的です。互いにその目的と権利をおかさない、というのが紳士淑女の基本となります。仕事のこと、家族のこと、生活のことなど。実生活でどんな心配ごとを抱え、どんなコンプレックスをもっているか、人はさまざまです。



「○○さん」呼びが基本

ゴルフ場ではすべてのプレーヤーはプレーヤーとして平等です。プレー中の個人と個人の間に存在する上下関係、優劣関係は、年齢、ゴルフキャリア、ハンディキャップ、前のホールのスコア、これら以外にはありません。プレー中はお互いにイチゴルファーとなって心から楽しみましょう。職業の別、仕事での上下関係、取引関係、有名無名などは存在しません。

それは呼称に現れます。呼称はすべて「○○さん」。それ以外には年上からの「○○くん」、かなり親しくなってからの「○○ちゃん」ぐらいでしょう。少なくとも、プレー中は「○○さん」で呼び、肩書の呼称は止めましょう。周りが耳障りです。



ほめ言葉はよく考えてから

他の人のプレーへのほめ言葉は、実のあるものでなければいけません。

①場所による。グリーンに乗っても遠かったり、難しいラインのところなら「ナイスショット」ではない。乗らなくてもバーディが狙えるピンの近くのカラーなら「ナイスショット」になります。

②人にもよる。100切りを目指すゴルファーにとっては「ナイスショット」でも、シングルハンディゴルファーには「ナイスショット」ではないことがあります。

③内容による。ダブルボギーでもティショットでOB。しかもバンカー経由のダボなら「ナイスダボ」と声を掛ける値打ちがあります。そのかわり短いバーディパットを外したのなら「ナイスパー」ではありません。

④なんでもかんでも「ナイスショット」では能がない。「ナイススウィング」と言われたほうが、よく見てくれたことがわかって嬉しいです。「いい狙いですね」と言われると、攻め方どおり打てたことをほめられて嬉しいです。「調子が出てきましたね」は励ましになって嬉しいです。上級者には「さすがですね」が最高のほめ言葉となります。

ミスをしたら詫びのひと言を入れるのが望ましいです。ひどいミスショット、「お先に」をはずしたショートパットなどをしたときは、怒ったりくさったりしているだけでは自分勝手です。「すみません」や「失礼」のひと言が必要です。あとで打つ人にプレッシャーをかけるわけですし、ミスショットは余分なプレーが必要になって、ほかの人を待たせることになるからです。



言い訳をして恥をさらすな

ゴルフはだいたいが上手くいきません。だから言い訳はゴルフにいつも影のようについてきます。

まず、不運の言い訳から始まります。ボールがディボットマークの中だった、木の根元だったなどです。
気に入らない人間も言い訳のタネになります。キャディの悪口、前の組のスロープレーなどです。
道具もそうです。クラブを買ったばかりだ、パターが借り物だなどです。
コースも言い訳にされます。トリッキーだ、グリーンが遅いなど。
上手くいかないことを知っていて、事前に言い訳してしまう用心のいい人も少なくありません。回数不足、寝不足、体調不良、病み上がりなどなど。。。

これら言い訳の原因になるもの、これをすべて現実と言います。ゴルフでは、あるがままと言います。あるがままの現実にどう対処し、笑うか、泣くか、楽しむか、それがゴルフというゲームなのです。

だから言い訳は、現実に対処できずに負けた自分をさらけ出す恥かきです。甘え、卑怯、弱虫、不摂生、技量下手、練習不足、身の程知らず、付き合い下手、コース紹介者への失礼、ゴルフ知らず・・・など。

聞かされるほうの「耳」になってみてください。

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言い訳は人が言ってあげるもの

言い訳は本人が口にするものではなく、人が言ってあげるものです。

たとえば「風が邪魔したようですね」「今のライはアンラッキーでしたね」など。しくじった人の頭の中に詰まっている言い訳を、外から言ってあげられるのは、それだけ人のプレーをよく見ている証拠、レベルの高い会話上手な方です。

調子を上げてほしいという思いやりや、アンラッキーにもめげないでという励ましの友情がなければ、出てこない言葉です。その人の機嫌がよくなり、調子があがれば、自分の組の空気がよくなって、結局は自分がトクをする、そういうことを知っている人の巧みです。



ゴルフ巧者は人のスコアを聞かない

グリーンから下りていまのホールのスコアをつけるとき、ラウンド能力のある人ほど人のスコアを聞きません。人のプレーをよく見ているからです。誰がいくつで乗って、いくつパットしたかを数えられます。

たいていの人はボールをピックアップしながら、あるいはカップから離れながらそのホールのスコアを短く告げます。ゴルフ巧者はそれをちゃんと聞きとめる耳の持ち主でもあります。

スコアがわからなくて聞くとき、相手がまだ親しくなく、ちょっと遠慮の必要な人に対しては「いくつですか」より、パーかボギーかなら「パーですか」、ボギーかダボかなら「ボギーですか」と少ないほうの数字を聞くのが優しい聞き方です。

林の中で何度も音をさせていたり、深いバンカーで何度も砂煙を上げたりというような人には、「いまいくつ?」とも「いま8?9?」とも聞かないほうがいいです。気が利きません。こんなときは黙っているのが思いやりです。

さしあたり聞く必要もありません。次のティショット、その人は4番目なのだから。。。

ゴルフマナー詳細一覧全集はこちらの記事から:ゴルフマナーの基本の「キ」 “ゴルフマナーの基本”




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