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正直と自律 “ゴルフマナーの基本”

ゴルフというゲームではラウンド中、プレーヤー同士が離れ離れになり、誰も見ていないところでプレーすることがしばしばあります。ゴルフには審判員はいません。ジャッジはプレーヤー自身がします。ゴルフは性善説のゲームなのです。

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正直というルール

ゴルフは誕生以来永々と、プレーヤーの正直を前提にして存続してきました。ゆえにゴルフは偉大なゲームであり、偉大な文化であります。この偉大な歴史に、そして自分のゴルフ史に、一点たりとも虚偽の汚点を残してはいけません。

ホールアウト後のスコアは自己申告です。池ポチャには1罰打、誤球には2罰打がつきます。不正行為や虚偽申告には罰打はつきません。しかし、いくつもの罰打よりもはるかに重いペナルティ、失格の烙印が押されたり、さらには友情や信頼が消滅し、いっしょに回る者がいなくなるという最悪の裁きが下されます。



日常から甘い処理、ルーズな行いを戒めよ

次のようなよくあるケースでは、みなさんはどう処理をしていますか?

自分しかいない林の中、木の根元にくっついて打てないボール、たった5センチずらせば打ち出せる。競技会ではないし、ベットの関係もない、同伴競技者は親しい仲間たちだ、5センチずらしたからといってグリーンを狙えるわけではなく、どっちみちパーは絶望的、アンプレヤブルにしてドロップしてもまたほかの根元にくっつきそうだし、進行が遅くなる、などと言ったケース。

まあいいじゃないか、という判断のほうが自然のように思えます。しかし、よくはありません。

甘さ、ルーズさに慣れていくと、そのうちにそれが当たり前のことになっていきます。感覚麻痺の怖さです。ゴルフ規則には、どうにも打てない場合を救うためのルールがちゃんと用意されています。ゴルフルールは罰するためのルールではなく、ミスや不運による窮地から救済するためのルールなのです。打ちようがないならアンプレヤブルを宣言、マークしてピックアップ、ピンに近づかないようにドロップし、打てないボールを打てるライに移すことができます。(ゴルフ規則28)代償はたったの1打の罰で良いのです。



自分だけの勝手なルールを実行すると、ゴルフはゴルフではなくなります。人と同じ決めごとでプレーし、スコアを数えないと、申告するスコアには悔しさも嬉しさも宿りません。

たとえば、ラフでアドレスしたら1センチほど動いた、バンカーで慎重にセットアップしようとしていてソールが砂に触った、などのような場合。ルールはルール。ルール通りジャッジするのが当然です。ジャッジするのは自分以外にはいません。誰のための申告か、他のプレーヤーのためのものではなく、あなた自身のためのものであります。

人が見ていなかったのに勇気ある申告であるとか、美しい行為であるとか、褒められたりするものでもありません。当然のことをするまでです。

ゴルフマナー詳細一覧全集はこちらの記事から:ゴルフマナーの基本の「キ」 “ゴルフマナーの基本”



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