バンカーは打てるハザード。なげくより喜ぼう♪
- 2018/09/18
- 13:38

バンカーショットは簡単ではありません。
それまでは調子よく回っていたのに、バンカーで大叩きしてボロボロになるようなことってありますよね。
そこまで悲惨な状況ではなくても、バンカーに入ったらスコアを崩すと思っている方は、多いのではないかと思います。
『あーあ、バンカーか・・・』とか
『いやーん、バンカー』(笑)
という嘆きがあちこちで聞かれるのがゴルフコースの日常であります。
しかしちょっと上手くなると欲が出てきて、寄らないとガッカリしたりするわけですが、バンカーからピンに寄せようなんて大それたことを考えていませんか?
もしバンカーから寄せワンをしようと考えているとしたら、それは大きな間違いです。
なぜかというと、バンカーはもともとはハザードだったからです。
『打てるハザード』だということを忘れてはいけません。
池と違うのはノーペナルティで打てるということで、むしろラッキーなんです。
ですから『出れば十分』なんです。
そもそもバンカーショットは練習する機会が少ないので、上手く打てなくて当然なんです。
コースではいつもぶっつけ本番の状態ですから、ピッタリ寄るほうがむしろおかしいぐらいなんです。
だから『出れば十分、寄ればラッキー』ぐらいに思っておくと、その後のプレーに影響がないんです。
バンカーショットにおいて一番大事なこと
バンカーショットにおいて一番大事な事。。。
それは『バンカーに入れないことです』
先ほども書きましたが、バンカーはもともとはハザードです。池と同じハザードでバンカーは『打てるハザード』だというだけです。
そう『池と同じ』なんです。
グリーン脇に池があったら絶対にそこにはいかないように打っていきますよね。
それと同じことです。
女性は特にバンカーへの苦手意識が強いのか上手な方はうまくバンカーを避けてプレーをしてます。
絶対に無理をせず花道に打っていきますけど、あれを見習ってください。
何も考えずにピンを狙ってバンカーに落として、上手くいかずにガッカリしていたりしませんか?
バンカーが苦手ならバンカーは池と同様に考え、絶対に入らないようにマネジメントするべきなんです。
距離的にピンまで届くとしても、バンカーに入る確率が高いような場合は、グリーン手前に止めて得意な距離のアプローチを残すようにすることが大事です。
それでもバンカーに入ってしまったらなら、『あーでもノーペナで打てるのかラッキー♪』と喜びましょう。
バンカーショットの打ち方の基本
バンカーショットの打ち方に関してですが、基本はフェースを開くことです。フェースを開くとバンスが効いてきますから、砂に潜りにくくなります。
その状態で手前をダフらせればバンス効果でヘッドが潜らず戻ってきます。ヘッドが途中で止まってしまわないように、しっかりと振り抜けばバンカーから脱出できます。
ここで大事なのはフェースを開くということです。フェースをスクエアにすると刃が砂に刺さってしまい抜けなくなってしまいます。
ですから距離がある場合は、サンドウェッジをスクエアにセットしてロフトを立てる。ではなくピッチングウェッジや9番アイアンのフェースを開いて打ちます。
フェースを開いてバンスを効かせることを忘れないでください。
といいましたが、フェースを開く感覚はとても違和感があって上手くいかない。という方もいるでしょう。そんな方はこちらの記事を参考にしてみてください。
バンカーショットの基本は「フェースを開いてオープンスタンス」ではない
普段バンカーショットを練習する環境ってなかなかありませんよね。
そこで普通の練習場で出来るバンカーショットの練習法があります。
一番短いゴムティにボールを乗せて、ボールの下のマットを打ちながらボールを飛ばしてみてください。
これがバンカーショットの練習になり距離感も養えます。
そして実際のコースに練習用のバンカーがある場合もありますので、実際の砂の上から積極的に練習しましょう。
とにかく練習しなければバンカーショットは上手くなりません。
もしくはバンカーには絶対に入れないことです。
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