FC2ブログ

記事一覧

パー3の進め方 後続の組に打たせる? “ゴルフマナーの基本”

パー3のショートホールで全員がグリーンに乗ると、プレーを中断して後続の組にティショットさせるという、パー3の進め方があります。

後続の組に打たせておけば、グリーン上の組がパッティングする間に後続の組がグリーンの近くへ、あるいはミスショットした人が次打地点へアプローチショットのクラブを持って移動できる。それによって時間の節約ができると思われています。

後続の組を打たせることによって時間の節約になるのでしょうか?

15034685_1847691712184565_5463107149636829184_n.jpg

後続組に打たせるより先にパッティングするのが本来

パー3のホールで後続の組に打たせることが常識とし、それが礼儀であるかのように思われている方も中にはいます。後続の組に打たせないでパッティングに取りかかる場合、「お先にすみません」などと声を掛けて謝っていますが、これはまったくの勘違いです。

グリーンの使用権はグリーン上にいる組にあります。先にパッティングをするのが本来の順番です。グリーンを下りるときに手をあげるなどして「お待たせ」の挨拶を送れば十分です。

先に打たせるかどうかの判断は、後続の組のオナーがティアップしているかどうかですべきではありません。後続の組との間が詰まってきたためならなおさら、さっさとプレーをすませて、先に進むすべきです。

そもそも進行が遅れている組があるからこのような問題が発生するのであって、遅い組はグリーンに乗ってから後ろの組を打たせるのではなく、ティショットを打つ前に後ろの組に先に打ってもらいパスさせるべきです。



ホールは途切れることなくプレー

次のホールのティで前の組が詰まっているから後続の組に打たせるというケースが多いですが、これも理屈には合いません。ひとつのホールは途切れることなくプレーするのが本来です。

後続の組を打たせた結果、進行がスムーズになることはほとんどありません。渋滞しやすいショートホールのティショット時間が一時的に短縮されるだけで、結局は同じ時間をどこかで待つだけです。後続の組のティショットを見ながら待つか、次のホールで前の組のティショットを見ながら待つかの違いだけです。

ボールをピックアップし、グリーンの外へ退いては打たせ、再びグリーンに乗ってプレーする動作は、本来ないはずのムダな運動です。ただの時間のムダ。さらに歩き回る回数が増えて、グリーン面を傷めることにもなります。

ショートホールが終わった次のホールで、前の組がスムーズにいって間が開いているかもしれません。

待ち時間は、ホールとホールの間に置くべきです。



例外的に、難しいパー3では打たせる場合も

とくに距離が長かったり、困難なハザードがあってティショットで乗る確率が低く、手間のかかる人が続出するような難易度の高いパー3ホールでは、後続の組にティショットさせた場合がよいケースもあります。後続の組は次打のための段取りを進めることができるからです。

そういったホールではキャディの指示やホールに表示されているので、それに従い後続の組を打たせましょう。キャディの指示もない、表示もないショートホールは後続の組を打たせずにすみやかにパッティングをすませましょう。

後続の組に打たせるときは、全員がボールをマークし、拾いあげてから打たせるのが礼儀です。プレー上の邪魔になり、見た目にも邪魔です。そして打たせるからには、そのときのグリーンの一時的優先使用権は後続の組にあります。

ボールを拾い上げた後は、絶対にボールが飛んでこない安全な木の裏などで待つようにしましょう。飛んできたボールに当たって怪我するのを防ぎましょう。安全が確保できる場所がないようなコースでは、後続を先に打たすことは止めましょう。

ゴルフ場によっては“ショートホールで後続組がティインググラウンドにいる場合は、ティーショットを打たせてください”などとホールを問わず、ホームページやクラブハウスやスタートホールなどに一括りに表示しているところもあります。ゴルフ場としてもう少し考えて頂きたいものです。

kodama-kamikawa-2015-089.jpg

後続組に対する拍手や「ナイスオン!」は不必要

後続の組を打たせていて、乗ったときの拍手や「ナイスオン!」の掛け声は控えるべきです。グリーンからティインググラウンドまで届かせるとなると、大声になり大きな拍手が必要となります。

グリーンの近くには次のティインググラウンドやほかのホールのグリーンがあります。不用意な大声や拍手は、アドレスに入っている人、スイング中の人の妨げになります。

また乗ったことイコール攻め方としてのナイスとは限りません。ナイスかどうかの評価は、プレーヤー本人の力量によります。

ピンに絡むような見事なショットをした人には、こちらのパッティングが終わってグリーンを離れる際、後続組と近寄ったところで「お見事でした」と声を掛けましょう。

打たせてもらった後続の組は、前の組がパッティングしている間は、足音や動く姿が気になるところまで、グリーンには近づいてはいけません。

ゴルフマナー詳細一覧全集はこちらの記事から:ゴルフマナーの基本の「キ」 “ゴルフマナーの基本”







【関連コンテンツ】

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

スポンサーリンク

最新記事一覧

スイングづくりの重要ポイント“ゴルフビギナーの基本” Oct 04, 2018
体は“縦”で腕は“横”が大正解! Sep 25, 2018
乗用カートの使い方 “ゴルフマナーの基本” Sep 22, 2018
バンカーは打てるハザード。なげくより喜ぼう♪ Sep 18, 2018
「スエー」は悪い動きではない。実は正しい動きだ。 Sep 16, 2018
スピンで止めようとするのはアマチュアだけ? Sep 14, 2018
適度な「グリッププレッシャー」は素振りで覚える Sep 04, 2018
アプローチのミスに大ショートが多い理由 Aug 14, 2018
本番前の「緩んだ素振り」は百害あって一利なし Aug 08, 2018
なぜプロのアプローチは寄るのか Jul 25, 2018