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「ピンを狙わない勇気」を持ってスコアをまとめよう!

イボミ

トーナメントプロや競技会によく出場する上級アマチュアゴルファーたちは、勝負のかかった場面では、アイアンショットでピンをデッドに攻めたり、グリーン周りからのアプローチでもカップインを狙ったりします。

でもそれは、それができるだけの技術の裏付けがあるからで、90~100くらいのスコアで回るアベレージクラスのゴルファーが、プロや上級アマと同じ攻め方ばかりしていては、スコアを崩してしまうことになります。

たとえば、ピンまで残り130ヤードをアイアンショッで狙うとします。ピンの位置はグリーンの右側で、グリーンの右にはアゴの深いバンカーが待ち受けています。

このようなケースで、プロたちはバーディーが欲しいときはピンを真っ直ぐ攻めます。しかし「パーでいい」と思えば、ピンを無理に狙わずに、ピンの左側のグリーンの広くなった場所を狙って打ちます。

スコアがうまくまとまらないというゴルファーは、果たしてどうでしょうか。残りの距離によって手にするクラブの番手が違うとはいえ、大抵の人はピンを真っ直ぐに狙おうとしてばかりいます。ゲームプランやスコアのことはまったく考えず、ピンしか目に入らないわけです。

結果的にボールを右に曲げてしまうとアゴの深いバンカーにつかまり、1回で脱出できず、大叩きにもなりかねません。もし、バンカーが池だとしたら、左に逃げるかもしれませんが、ピンだけでなくグリーンを取り囲む状況をしっかりと確認して、危険な場所を見極めることが大切です。



グリーン面を広く使える場所を狙うのが最善策

グリーンを狙うアイアンショットの場合、基本的にはグリーンの中央にターゲットを絞るのが、安全・確実な作戦です。

ただし、前述の場面のように、たとえグリーンの左側のセフティーエリアに外してもいいから、絶対にグリーンの右側に外したくないときは、グリーンの左半分に狙いを絞るという考え方の方がいいでしょう。

グリーン周りからのアプローチショットも同様です。ピンまでの距離が30~40ヤード以内と近ければ、どうしてもピンばかりに意識がいきますが、バンカーが苦手な人がバンカー越えのアプローチでピンを狙うとなると、大ピンチを迎えたような境地に陥ることでしょう。うまく当てようとして、インパクトで緩んで手前をダフってしまい、入れたくないはずのバンカーにつかまったという最悪の事態を招きやすいのです。

ピンの方向を向くとプレッシャーを感じるようなら、プレッシャーをあまり感じなくてすむ方向を向けばいいのです。ピンを直接的に攻めないで、ピンと反対側のグリーン面を広く使える場所のほうに打てば、精神的にもリラックスできますし、打ち損じも少ないはずです。

これは決して「逃げ」ではありません。そして、何でもかんでもピンばかりを狙うのが勇気ではないのです。
スコアをつくるには、どこを狙うのがベストか。自分のレベルに応じたゲームプランをしっかりと組み立てましょう。

時には「ピンを狙わない勇気」を持つことも、ゴルフというゲームのひとつの楽しみです。



“逆転発想”のゴルフ記事一覧はこちら⇒飛距離・正確性・スコアアップを手に入れる “「逆転発想」のゴルフ”



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