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あるがままに打つ “ゴルフマナーの基本”

ゴルフでは、プレー(ショット)の善し悪しは、次のプレーのための条件の善し悪しと必ずしも一致しない場合がよくあります。ボールが思い通りフェアウェイに飛んだのに、いってみると不運にも本人に責任のないディボットマークの中にはまっていたりする不運は、ゴルフでは珍しくありません。

この不公平こそが、ゴルフのスリリングな面白さのひとつであり、ゲームでありながらも実生活への教訓的な試練でもあると心得なければいけません。ここでナイスショットの功と不運を取り引きして、6インチ動かすようなルールは適用すべきではありません。

“Play the ball as it lies”あるがままに打てはゴルフルールの基本中の基本です。

ボールのライを変える6インチルールの非合法性については、こちらの記事でも紹介しました。
ローカルルールの在り方 “ゴルフマナーの基本”

ラフなどを含めたスルー・ザ・グリーンにおいて、ボールを6インチだけ動かして打ちやすい状況を作るという行為を、もしプロが行ったとしたら60台前半のスコアは当たり前、50台も連発することでしょう。

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もし6インチルールをやるのなら

このことを承知の上でもなお6インチルールを適用する場合は、次の3つの方法によらない処置はルール違反となることを知っておきましょう。

①ボールの中心の移動が6インチ以内のプレースであること。6インチとは15.24センチ。メジャーを持たずに15センチ測れない人は6インチルールを適用できません。

②元のボールの位置よりカップに近づかせないこと。

③ボールは指でピックアップし、指でプレースすること。クラブヘッドではじき寄せるのはストロークとなります。

そして、それぞれに違反した場合、どのようなペナルティで罰せられるかを心得ていない人は、気安く6インチルールを使ってはいけません。



6インチプレースをやめてリカバリーに強くなろう

「ティショットが曲がってラフや林に打ち込んだ」「ボールが運悪くディボット跡に入ってしまった」「急な傾斜地から打たなくてはならなくなった」・・・。

ゴルフにミスや不運は付き物ですから、ボールが打ちにくい場所に止まる場面が多いのは当然のことで、その結果を謙虚に受け入れ、どうリカバリーしてスコアを作っていくかゲームプランを考えるべきで、そこがゴルフの面白さです。

6インチプレースを常習にしてしまうと、自分のプレーはラクになっても、技術的にはまったく向上しません。6インチプレースをやめて、あるがままの状態でプレーすることで「リカバリー能力」が必ず身に付きます。

こうしてリカバリーの経験値を積んでいけば、ミスの連鎖から大叩きしてしまうことがなくなり、スコアアップがかならず実現します。

前記事にも記載しましたが、ゴルフにおける困難を嫌ってはいけません。

あなたが初級者だとしても、深いディボットマークの中のボールや、あるいは芝生の生えていないベアグラウンドのボールを打てないはずはありません。ナイスショットは困難だとしても、とりあえず脱出することはできるはずです。

脱出はゴルフで重要な意味をもつプレーのひとつであって、冷静で分別のある脱出ショットは、讃えられるナイスショットのひとつなのです。

脱出すらも困難で、プレー続行が不可能な状況では、『アンプレヤブルの宣言』という救済処理がゴルフルールにはちゃんと用意されています。

ゴルフマナー詳細一覧全集はこちらの記事から:ゴルフマナーの基本の「キ」 “ゴルフマナーの基本”





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