ウッドでの刻みのティショットが上手くいかない人へ
- 2017/07/13
- 13:18
フェアウェイが狭いホールのティショット。ここは確実に・・・とドライバーではなく5番ウッドを選択。結果、打球を曲げて、まったく意味なし・・・・。
「あ~ぁ、こんなことならドライバーで打っときゃよかったな」
なんて経験ありませんか?そんなもったいないミスをなくせるように、刻みのティショットの成功のコツを紹介させて頂きます。

3番ウッドはドライバーよりもロフトがあって、シャフトも短いのでボールをラクに上げられて方向性よく飛ばせます。したがってティショットで使用した時は、完璧とまではいかなくても、そこそこ狙い通りに打てる確率は8割を超えたいものです。ところが、チョロったりOBしたりと、うまく打ちこなせていない人が多いですよね。
なぜ上手く打ちこなせい人が多いかと見てみると、ほとんどの人の場合ボールを上げにいっているのが一番の原因となります。低めとはいえティアップしていることで、ドライバーのようにボール位置を左足寄りに、アッパーブローで打とうとしている人がほとんどです。それではどうしたってミート率が悪くなります。
そもそも3番ウッドのティショットで求められるのはボールを上げることより、ライナー気味であっても方向性よく飛ばすことです。ただでさえティアップしてボールが上がりやすい状況にあるのですから、何もわざわざ上げにいく必要はありません。
■ボール1個分右に置いてあおり打ちを防ぐ
フェアウェイから3番ウッドで打つ場合のボールの位置は、払い打ちがしやすいように左足カカト延長線上になります。ティアップして打つ場合、フェアウェイ時よりもボール1個分右にセットしてみてください。
ボールを1個分右にセットすることで、上げに動きが抑えられる一方、自然にフェースの芯より上めでヒットしやすくなります。芯で打つよりも打球は低くなりますが、その分、直進性が強くなって方向性を高めるのが最大の利点です。
■コンパクトトップにして下半身主導で打つ
刻みのショットなのですからリキんだり、大振りする必要はありません。トップをコンパクトに、ダウンスイングでは上体から打ちにいかずに下半身を先行させて振ることを心がけましょう。下半身先行とは、下半身の動きでクラブを引っ張り下ろして打つ感じです。
また、肩のラインは水平にしましょう。ドライバーのように打とうとして、右肩が下がり気味になるとミスを招きます。
大きな体重移動は不要です。右ヒザが動くとミート率は下がってしまいます。リキまずとも飛ばせるので、腕や肩の力を抜いて振り上げましょう。上体から打ちにいってしまうとミスヒットは避けられません。下半身の動きでクラブを引っ張り下ろすようにして打っていきましょう。
■左ホホにカベをイメージする
刻みとはいえスイング軸をブラすことなく、ヘッドを走らせて打つことも肝心です。そこでおすすめなのが、左ホホの左にカベがあると見立てて、ダウンスイングからフォローまで、それ以上左に行かせないことです。左ホホが動かないようにグッと止めて打つというわけです。左ホホを止めて振れば、スイング軸ができてヘッドがよく走りますよ。
■フェアウェイを斜めに狙うと広く使える
単純にフェアウェイセンターに真っ直ぐ狙いたいところですが、ドライバーを握らずに刻みにいくような狭いホールです。3番ウッドでスライス系の人は、ティグラウンドの右側からフェアウェイ左を狙い、フック系の人は、ティグラウンドの左側からフェアウェイ右狙いが得策です。
5番ウッドといえば3番ウッドよりも格段にボールのつかまりがよく、もはや今どきはフェアウェイウッドというよりユーティリティー寄りのクラブです。
しかし5番ウッド、ユーティリティーはともに、ラクに飛距離を稼げる心強い味方であっても、ちょっとリキむと引っかけやすいのが難点です。特にティショットでは、多少曲げてもフェアウェイは外さないだろう、油断しやすいです。それでいて飛ばそうと力が入ってしまうので要注意です。
■フェースを少しオープンに構えて左のミスに保険をかける
アドレスではフェースが左を向かないように、また無駄な打球の高さを抑えるためにティアップはギリギリまで低めにセットします。フェアウェイから打つ時はボールの位置は5W・UTともに左カカト延長線上よりもだいたいボール1個分中ですが、さらにボール半個から1個分中に入れてハンドファーストを強めて、フェースを開き気味にセットします。気持ちよく振り抜いても引っかからないように保険をかけておくというわけです。
■7番アイアンをイメージして大振りを防ぐ
いうまでもなく大振りは厳禁です。5WもUTも7番アイアンを手にしていると思ってコンパクトにスイングしていきましょう。ただし、手打ちは厳禁。小さめのトップであっても、バックスイングで肩をしっかりと回し、左肩がボールを指すようにしてください。
■左右の目の間にスイング軸を設定
3Wのティショットでは左ホホに意識を集めると話しました。しかし、よりコンパクトに振りたい5W・UTでは、スイング中に左右の目の間、つまり眉間を極力動かさないようにするのがおススメです。頭を動かさないと意識するよりも肩の動きがスムーズになります。
■胸を右に向けたままダウンスイング
特に5W・UTはボールのつかまりがいい分、ダウンスイングで胸が早く開いてフェースがかぶって入ると、打球は左へグンっと大きく曲がってしまいます。それを阻止するためにも、トップで右に向けた胸をそのまま、右に向けたままクラブを振り下ろして打つくらいがちょうどいいでしょう。
■「あの辺り」ではなく焦点を絞って狙っていこう
5W・UTの刻みでは、ただ漠然とフェアウェイを狙いがちですが、それではスイングの張りが失われてミスショットの危険性が高くなります。どんな球筋で、どこを狙っていくか、打つ前にしっかりと決めて臨むのが必須です。

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「あ~ぁ、こんなことならドライバーで打っときゃよかったな」
なんて経験ありませんか?そんなもったいないミスをなくせるように、刻みのティショットの成功のコツを紹介させて頂きます。

ボールを上げる意識を一切捨て、3番ウッドで刻む
3番ウッドはドライバーよりもロフトがあって、シャフトも短いのでボールをラクに上げられて方向性よく飛ばせます。したがってティショットで使用した時は、完璧とまではいかなくても、そこそこ狙い通りに打てる確率は8割を超えたいものです。ところが、チョロったりOBしたりと、うまく打ちこなせていない人が多いですよね。
なぜ上手く打ちこなせい人が多いかと見てみると、ほとんどの人の場合ボールを上げにいっているのが一番の原因となります。低めとはいえティアップしていることで、ドライバーのようにボール位置を左足寄りに、アッパーブローで打とうとしている人がほとんどです。それではどうしたってミート率が悪くなります。
そもそも3番ウッドのティショットで求められるのはボールを上げることより、ライナー気味であっても方向性よく飛ばすことです。ただでさえティアップしてボールが上がりやすい状況にあるのですから、何もわざわざ上げにいく必要はありません。
■ボール1個分右に置いてあおり打ちを防ぐ
フェアウェイから3番ウッドで打つ場合のボールの位置は、払い打ちがしやすいように左足カカト延長線上になります。ティアップして打つ場合、フェアウェイ時よりもボール1個分右にセットしてみてください。
ボールを1個分右にセットすることで、上げに動きが抑えられる一方、自然にフェースの芯より上めでヒットしやすくなります。芯で打つよりも打球は低くなりますが、その分、直進性が強くなって方向性を高めるのが最大の利点です。
■コンパクトトップにして下半身主導で打つ
刻みのショットなのですからリキんだり、大振りする必要はありません。トップをコンパクトに、ダウンスイングでは上体から打ちにいかずに下半身を先行させて振ることを心がけましょう。下半身先行とは、下半身の動きでクラブを引っ張り下ろして打つ感じです。
また、肩のラインは水平にしましょう。ドライバーのように打とうとして、右肩が下がり気味になるとミスを招きます。
大きな体重移動は不要です。右ヒザが動くとミート率は下がってしまいます。リキまずとも飛ばせるので、腕や肩の力を抜いて振り上げましょう。上体から打ちにいってしまうとミスヒットは避けられません。下半身の動きでクラブを引っ張り下ろすようにして打っていきましょう。
■左ホホにカベをイメージする
刻みとはいえスイング軸をブラすことなく、ヘッドを走らせて打つことも肝心です。そこでおすすめなのが、左ホホの左にカベがあると見立てて、ダウンスイングからフォローまで、それ以上左に行かせないことです。左ホホが動かないようにグッと止めて打つというわけです。左ホホを止めて振れば、スイング軸ができてヘッドがよく走りますよ。
■フェアウェイを斜めに狙うと広く使える
単純にフェアウェイセンターに真っ直ぐ狙いたいところですが、ドライバーを握らずに刻みにいくような狭いホールです。3番ウッドでスライス系の人は、ティグラウンドの右側からフェアウェイ左を狙い、フック系の人は、ティグラウンドの左側からフェアウェイ右狙いが得策です。
引っかけない為の準備をして5番ウッドやUTで刻む
5番ウッドといえば3番ウッドよりも格段にボールのつかまりがよく、もはや今どきはフェアウェイウッドというよりユーティリティー寄りのクラブです。
しかし5番ウッド、ユーティリティーはともに、ラクに飛距離を稼げる心強い味方であっても、ちょっとリキむと引っかけやすいのが難点です。特にティショットでは、多少曲げてもフェアウェイは外さないだろう、油断しやすいです。それでいて飛ばそうと力が入ってしまうので要注意です。
■フェースを少しオープンに構えて左のミスに保険をかける
アドレスではフェースが左を向かないように、また無駄な打球の高さを抑えるためにティアップはギリギリまで低めにセットします。フェアウェイから打つ時はボールの位置は5W・UTともに左カカト延長線上よりもだいたいボール1個分中ですが、さらにボール半個から1個分中に入れてハンドファーストを強めて、フェースを開き気味にセットします。気持ちよく振り抜いても引っかからないように保険をかけておくというわけです。
■7番アイアンをイメージして大振りを防ぐ
いうまでもなく大振りは厳禁です。5WもUTも7番アイアンを手にしていると思ってコンパクトにスイングしていきましょう。ただし、手打ちは厳禁。小さめのトップであっても、バックスイングで肩をしっかりと回し、左肩がボールを指すようにしてください。
■左右の目の間にスイング軸を設定
3Wのティショットでは左ホホに意識を集めると話しました。しかし、よりコンパクトに振りたい5W・UTでは、スイング中に左右の目の間、つまり眉間を極力動かさないようにするのがおススメです。頭を動かさないと意識するよりも肩の動きがスムーズになります。
■胸を右に向けたままダウンスイング
特に5W・UTはボールのつかまりがいい分、ダウンスイングで胸が早く開いてフェースがかぶって入ると、打球は左へグンっと大きく曲がってしまいます。それを阻止するためにも、トップで右に向けた胸をそのまま、右に向けたままクラブを振り下ろして打つくらいがちょうどいいでしょう。
■「あの辺り」ではなく焦点を絞って狙っていこう
5W・UTの刻みでは、ただ漠然とフェアウェイを狙いがちですが、それではスイングの張りが失われてミスショットの危険性が高くなります。どんな球筋で、どこを狙っていくか、打つ前にしっかりと決めて臨むのが必須です。
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