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スマートゴルファーの打順の決め方 “ゴルフマナーの基本”

オナーとは、正しくは、ティインググランドで最初に打つ権利のことです。以下、セカンドオナー、サードオナー・・・と呼びます。

最初に打つ権利をもつプレイヤーのことをオナーと言うのは、和製ゴルフ用語の1つです。「誰がオナー?」と言う場合、「誰がオナーを持っているか?」の省略形なのです。

今回はそのオナーに関わるルールと臨機応変にスマートに使い分ける方法について紹介させていただきます。

ティショットの打順はハンディ順、スコア順

スターティングホールでの打順は、公式競技会ではハンディキャップの低い順。普段のプライベートラウンドでは、クジやじゃんけんやティのトス、組合せ順などで決めています。

ティ周辺に用意されているクジのためのスティックは、誰かがすみやかに取りにいき、ほかの3人に引いてもらいます。ホスト、場馴れしている人、歳の若い人、手の空いている人が気を利かせてやるとよいでしょう。そして他の誰かが代わってスティックを戻しに行く。。。同伴者同士の間にはそんな気づかいが望ましいです。



オフィシャルルールとプライベートルール

アマチュアのゴルフには三つのルールがあります。英国R&A(ロイヤル・アンド・エンシェント・ゴルフクラブ・オブ・セントアンドリュース)と米国USGA(全米ゴルフ協会)が共同で制定する世界共通のオフィシャルルール(日本語版ではJGAゴルフ規則)と、これにコースが独自の事情によって付加するローカルルールと、この他にプライベートルールがあります。

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プライベートルールの活用

プライベートなラウンドでは、その仲間同士のプライベートルールを設けて、ゲームをより楽しいものにしましょう。それがスマートゴルファーの知恵の内です。たとえば、遠い球から先に打つのではなく到着順に先に打つとか、紛失球やOBで暫定球の処置をしなかった場合の、元の場所での打ち直しの省略(そのかわり2打罰付加)などです。

また、ビギナーの技量不足を補い、最悪の事態を未然に防ぎ、進行の遅延を防ぐための便宜的なプライベートルールも活用しましょう。たとえば、後述しますが逆オナー方式、パーの数の3倍に達した時点で、そのホールをギブアップにする取り決めなどです。

そのかわり「あるがままにプレーする」「自分が有利にならない」といった、ゴルフの基本原則はできるかぎり尊重すべきです。



逆オナー法などで打順は臨機応変に

普段のプライベートなラウンドのティショットの打順は、必ずしもスコアベター(前のホールのスコアのいい人から先に打つ)のような決まりにこだわる必要はありません。あまり飛距離の出ない女性や高齢者が、よく飛ばす人と一緒にラウンドする場合には、レディファーストやシニアファーストの方が進行がスムーズになります。

ビギナーが上手い人たちと一緒にラウンドする場合は、ビギナーファーストで先に打つのも良い方法です。

また、前のホールのスコアが悪かった順に打つ通常とは逆の順番の「逆オナー法」も活用してみましょう。
「逆オナー法」がいい理由は次の通りです。

①打てる人が打たずに待っている時間のムダがない。

②飛ばない人ほど次打地点が近く、ビギナーほどとにかくミスショットが多い。そういう方が先に打てばすみやかに次打地点へ向かう用意に取りかかれる。

③打順が後になる人ほど、とかく動きにムダが多く、グリーンから次のティグランドへの移動や、ティショットのための段取りが悪い。そういう人は打順が後だと思えば余計に安心して遅くなります。そこで、逆オナーと決めておけばすみやかに次のティグランドへ移動し、ティショットに取りかかるべく急ぐことになります。



前方のティを使用する場合の注意点

女性やシニアの場合は前方に専用ティが設けてあるコースも多いですが、「ビギナーティ」というティを設けているコースはありません。そもそもレディースティやシニアティとしている呼び方のコースにも問題がありますが、前方のティなら誰もが使用しても構わないのです。男性だからレギュラーティ。ではなく技量でティを分けるのも一つの方法です。

女性やシニアが前にあるティからレディファーストやシニアファーストでティショットした場合は、後方のティからの打球に十分な注意が必要になります。距離が近いだけに、シャンクボールやひっかけボールから逃れることはできません。安全なところまでバックするか、安全な木立ちの陰に避難するなどの用心深さが大事になります。

安全に身を隠す大木がなく、戻るには距離がある、そんな前にあるティの場合は、先に打たないようにしましょう。また、長い谷越えや池越えなど、とくに不利になるハザードがないなら、いっしょにレギュラーティを使って、その上でレディファーストやビギナーファーストで打つ方が良いでしょう。

女性がレギュラーティーからでは距離が長くなって不利だと嫌がることはありません。数多く打てて余分に遊べる、と考えたほうがトクです。公平を期するなら、たとえば200以上のショートはミドルに、400以上のミドルはロングにするなどしてパーの数を増やしましょう。

ゴルフマナー詳細一覧全集はこちらの記事から:ゴルフマナーの基本の「キ」 “ゴルフマナーの基本”





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