パッティングラインの読み方の基本
- 2018/04/12
- 15:14
パッティングを沈めるにはラインが読めているかどうかが重要になりますが、ただグリーン上でボールとカップを睨んでいるだけではラインは読み切れません。
パッティングラインを読むためには、まずそのゴルフ場がどんな場所にあるのかを確認しておかなければなりません。
いわゆるコースロケーションですね。
例えば河川敷のコースだったら、どっちか上流でどっちが下流かを把握しておかなければならないし、山岳コースであればどっちが山側でどっちが谷側かは絶対に知っておかねばなりません。
また、シーサイドコースならば海はどっちの方向にあるかを必ず把握していなければダメです。
これらを知らずしてグリーンのラインを読み切ることは出来ません。

ゴルフ場を設計している人がよほどいい加減な人でない限り、基本的には地形の流れに反する設計はしていません。
ということはつまり、山から谷に向かって基本的な傾斜があるということです。
シーサイドなら海に向かって傾斜や芝目が行っているのが常識です。
このことが頭に入っていれば、設計者の仕掛けた錯覚によって傾斜がわからなくなるということがなくなるわけです。
ときどきグリーン上で
「これって上ってる?それとも下ってる?」
なんて迷うときもありますよね。
そんな時はどっちが山でどっちが谷かを考えればいいんです。
そうすれば全体の傾斜はわかるから、ボールがあさっての方向に転がってしまうという悲惨なことは少なくなるわけです。
では、なぜグリーンの傾斜を地形と合わせるのか?
っと疑問に思う方もいることでしょう。
もし、地形の傾斜に逆らってグリーンを造成した場合、水はけが悪くなり最悪の場合土砂崩れで流れてしまいます。
ティグランドも同様に基本的には山から谷の方へ向かって下っています。
ですので、コースの全体像を把握するのとても重要なことなのです。
コース全体の地形を把握し、傾斜を把握することが出来れば、ラインの読みを間違えなくなるだけでなく、自ずと攻め方も変わってきます。
例えば山に打ち上げていくホールだったら、グリーンは奥から手前に向かって速いことが想像できます。
だから絶対に奥には飛ばさないというクラブ選択が出来るわけです。
右が山で左が谷なんていう場合は、右から攻めればピンの方に転がっていくだろう・・・
なんて山側に打っていく人もいますが、こういう方は伸びません。
なぜから右に外してしまったら、ピンまで下りの難しいアプローチになる確率が高くなるからです。
むしろ谷の方に打った方が寄せやすいケースになることが多いので、このあたりを考えて攻めるかどうかで1打・2打はすぐに変わってきてしまいます。
さらに、ラインが読める人というのは、ゴルフ場の全体図が頭に入っていて、その中で自分がどこのグリーンにいてどっちの方角を向いているかがわかるようになります。
そうなるとグリーンの傾斜が把握できるだけでなく、風向きもわかるようになります。
キャディさんに『風はどっちからですか?』っと毎回聞いている方もいますが、おそらくその基本的なことが出来ていないからだと思います。
自分の頭でコースの全体像を把握し、体で感じ、傾斜や風向きを判断できるようになればもっと上手くなれるはずです。
ここまでの説明で傾斜の読み方ばかりで芝目は?
っと思った人もいるかもしれません。
芝目というのは水の流れと一致しますので、基本的には傾斜と同じだと考えていいと思います。
傾斜よりも芝目の影響が強い状況というのはあまりないので、地形を把握し、傾斜を把握することを心がければ、ラインを読む力は物凄くアップすると思いますよ。
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パッティングラインを読むためには、まずそのゴルフ場がどんな場所にあるのかを確認しておかなければなりません。
いわゆるコースロケーションですね。
例えば河川敷のコースだったら、どっちか上流でどっちが下流かを把握しておかなければならないし、山岳コースであればどっちが山側でどっちが谷側かは絶対に知っておかねばなりません。
また、シーサイドコースならば海はどっちの方向にあるかを必ず把握していなければダメです。
これらを知らずしてグリーンのラインを読み切ることは出来ません。

ゴルフ場設計の基本
ゴルフ場を設計している人がよほどいい加減な人でない限り、基本的には地形の流れに反する設計はしていません。
ということはつまり、山から谷に向かって基本的な傾斜があるということです。
シーサイドなら海に向かって傾斜や芝目が行っているのが常識です。
このことが頭に入っていれば、設計者の仕掛けた錯覚によって傾斜がわからなくなるということがなくなるわけです。
ときどきグリーン上で
「これって上ってる?それとも下ってる?」
なんて迷うときもありますよね。
そんな時はどっちが山でどっちが谷かを考えればいいんです。
そうすれば全体の傾斜はわかるから、ボールがあさっての方向に転がってしまうという悲惨なことは少なくなるわけです。
では、なぜグリーンの傾斜を地形と合わせるのか?
っと疑問に思う方もいることでしょう。
もし、地形の傾斜に逆らってグリーンを造成した場合、水はけが悪くなり最悪の場合土砂崩れで流れてしまいます。
ティグランドも同様に基本的には山から谷の方へ向かって下っています。
ですので、コースの全体像を把握するのとても重要なことなのです。
ラインを読めれば攻め方も変わる!
コース全体の地形を把握し、傾斜を把握することが出来れば、ラインの読みを間違えなくなるだけでなく、自ずと攻め方も変わってきます。
例えば山に打ち上げていくホールだったら、グリーンは奥から手前に向かって速いことが想像できます。
だから絶対に奥には飛ばさないというクラブ選択が出来るわけです。
右が山で左が谷なんていう場合は、右から攻めればピンの方に転がっていくだろう・・・
なんて山側に打っていく人もいますが、こういう方は伸びません。
なぜから右に外してしまったら、ピンまで下りの難しいアプローチになる確率が高くなるからです。
むしろ谷の方に打った方が寄せやすいケースになることが多いので、このあたりを考えて攻めるかどうかで1打・2打はすぐに変わってきてしまいます。
さらに、ラインが読める人というのは、ゴルフ場の全体図が頭に入っていて、その中で自分がどこのグリーンにいてどっちの方角を向いているかがわかるようになります。
そうなるとグリーンの傾斜が把握できるだけでなく、風向きもわかるようになります。
キャディさんに『風はどっちからですか?』っと毎回聞いている方もいますが、おそらくその基本的なことが出来ていないからだと思います。
自分の頭でコースの全体像を把握し、体で感じ、傾斜や風向きを判断できるようになればもっと上手くなれるはずです。
ここまでの説明で傾斜の読み方ばかりで芝目は?
っと思った人もいるかもしれません。
芝目というのは水の流れと一致しますので、基本的には傾斜と同じだと考えていいと思います。
傾斜よりも芝目の影響が強い状況というのはあまりないので、地形を把握し、傾斜を把握することを心がければ、ラインを読む力は物凄くアップすると思いますよ。
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