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パターの最長距離をつかめば、アプローチにも活用できる

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グリーン上でボールを転がす時に使用するパター。これをグリーンの外からのアプローチで使うことをすすめると、イヤそうな顔をするゴルファーがいます。

「グリーン周りからパターで寄せるのは初心者みたいで、何となくカッコ悪い」というのがその理由のようですが、何もパターはグリーン上だけのクラブと決まっていません。スコアメイクのためには、アプローチ用のクラブとしても大いに活用すべきだと思います。

たとえば、毎年イギリスで開催される『全英オープン』は、シーサイドリンクス(海岸に立地するゴルフ場)で行われるため、フェアウェイが硬くてボールが異常に転がることでよく知られています。そのような状況下ですから、タイガー・ウッズら世界的なプレーヤーたちは、グリーン周りからは積極的に転がして寄せようとします。

グリーンはまだ30ヤード以上も先で、ピンまで50ヤードもありそうな場面でも平気で「パター」を使っているのです。ときにはパターの代わりに「3番ウッド」を取り出し、パターと同じくらいまで短く持って転がすこともあります。

超一流プレーヤー達ですら、状況次第ではグリーンの外からパターを使って寄せることがあるのですから、初心者みたいで恥ずかしいと思うのは本末転倒なのです。



グリーン周りからパターが使える場面は案外多い

フェアウェイの芝が薄くて、地面も硬い。そのようなときに、サンドウェッジを使ってボールを上げようなんて考えると、ソールが跳ね返されてトップやザックリの結果を招きます。アプローチでパターを使うことに抵抗を感じている人ほど、成功の確率が極めて低いのに、難しいことをやってみすみす失敗しています。

優れたプレーヤーたちは、困難な状況ほど「シンプルな作戦」を立てます。やさしい打ち方を選択すればミスが少なく、ピンに寄せやすくなるからです。

こうした「逆転の発想」を持てば、パターの最長距離がどのくらいかをきっと確かめてみたくなるに違いありません。

グリーン上で20メートルくらいのロングパットを打ったことがある方はいると思いますが、テークバックとフォロースルーでパターのシャフトが地面と平行になるくらい、あるいはもっと大きなストロークで転がした経験のある方は、それほど多くはいないはずです。

コースの練習グリーンでは無理でも、ゴルフ練習場であれば、大きな振り幅でボールを転がしてみても危険がないので、ぜひ試してみてください。

振り幅が大きくなると上体が左右にブレやすく、フェースの芯を外したり、ひどい時には空振りしてしまうこともあるので、ゆっくりとしたリズムでストロークします。その結果、40~50ヤードくらい転がることが掌握できたら、ラウンドで実際にテストしてみましょう。

グリーンエッジまで25ヤード、そのとき「パターでグリーンに乗せられるかどうか」が、ひとつの目標です。

「夏の場合はグリーン周りの芝がよく伸びて、ボールが転がりにくいから10ヤード以内までかな」「グリーン奥からの難しいアプローチでも、パターなら意外に簡単にグリーンまで乗せられそうだな」「傾斜がきついからこんな場面はパターよりもウェッジの方がイメージできるな」、そんな具合に経験を通してグリーン周りでのパターが使える場面か使えない場面かなど用途を覚えていきます。冬場などライが良くないときはパターがアプローチの武器として活用できる場面が出てきます。

初心者みたいと恥ずかしがらずに、グリーン周りではパターも使えることを覚えて、アプローチのバリエーションを広げ、スコアアップを目指しましょう。



“逆転発想”のゴルフ記事一覧はこちら⇒飛距離・正確性・スコアアップを手に入れる “「逆転発想」のゴルフ”



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